木暮と春奈
「わー、木暮くん大きくなったね〜。少し前まで私より小さかったのにね」
「やかましいわ!10年も経てば、さすがに背も伸びるだろっ!」
「ふふ、ごめんごめん」
ったく、こいつは絶対反省なんてしてないぞ。
俺に会えば、絶対身長のことを考えているに違いないんだ。
つーか、俺まだやかましより少しだけ背小さいし…。それが気に食わない。
「あと、もう少しまってろよ」
そうすれば絶対お前を追い越せるから。
「え?結婚の話〜?」
「ちっ違う!」
こいつがさっきまで酒を飲んでいたのを忘れていた。
「えー、違うの〜?」
「…違うくないです」
残念そうに言われたからこう言うしかないだろ。
「冗談で言ったのになぁ…。木暮くん、可愛いなぁ」
じょ、冗談かよ!苦労かけやがって…。
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昨日見た夢を小説にしたらカオスに…
そっとしてやってください……。