オチがねえぞ
「白髪くんいるじゃん」
「おーアレンか」
「アレンくん以外にいたら困るんですけど。
あ、ブックマンとか?」
「パンダと同等とか超ウケる
っていうか、アレンがどうかした?」
「ああ、うん。
私教団に来る前に一回だけ、アレンくんに会ってるんだよね」
「まじで?知らんかった」
「知ってたら危ないから。
それで、そのときにふざけてアイラブユー!って叫んだことがあるのよ。」
「ちょっと頭の可哀想な人みたいな」
「確かにあの頃の私は可哀想な人だった。まあそれは置いといて、
アレンはラブ?とか言って反応に困ってた。」
「そりゃなあ、お前に言われても」
「川に流すよ」
「すみません、続けてください」
「それから次に会ったのは、病院かなー」
「あ、俺もいた」
「うん、それでその後、馬車の中でアイラブユーってまたふざけて言ったの。」
「あれは正気を失ったかと思った」
「そしたら、ユーの方に反応してね。
何かと思ったら神田ユウ、っていうのと関連付けてたんだねって今知った。」
「それだけ?」
「イエス、それだけ。」
「おーい終わりかーい」
えめらるど