ふたたび







主「お前達…いいのか?俺達は誘拐犯だぞ」

リッ「(そうだった…)」

カイル「でも、悪い人じゃないと思うから」

リッ「そうだね…それに女の子達も無事だったし、何もしてないでしょ?」

女の人「確かに、帰すのが面倒だったからあの部屋に閉じ込めたんだだけで、何もしてないわね」

カイル「でもその割には怯えてたよね」

女の人「幽霊だって言ったらあの反応よ。ちょっとポルターガイスト起こしただけなのに」

リッ「そんなことされたら普通に怯えるよ」

主「まあまあ、もう過ぎた事はいいだろ」

女の人「お前の命令だろ?ん?」バキバキ

主「ごめんなさい」



リッ「それでえっと、話を戻すけどその少女の特徴は…」

主「美少女」

カイル「それだけ?」

主「おう」

リッ「(どうしよう)」

女の人「やっぱり誘拐」

カイル「ダメ!俺達が見つけるから、もう誘拐はしちゃ駄目だ!」

女の人「チッ…わかったわ」

リッ「(舌打ちされたー)」



主「……む!」

女の人「どうしましたロリコン変態」

主「………。あの天使みたいな子達の他に野郎が四人、入ってきた」

リッ「ロニ達かな…」




‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐




少し時間は戻って屋敷の外



コウ「やっぱり心配だ…」ダッ

ロニ「中には入れない…って待て!」

ロイド「俺も行く!」ダッ

ロニ「だから…っておい!」

リヒター「……あいつら、中に入ったぞ」

ロニ「へ?」

リヒター「行くぞ」

ロニ「あ、ああ!カイルゥゥウ!待ってろよ!」





ロイド「なんだよ。入れるじゃないか」

ロニ「俺達が着いた時は入れなかったんだよ」

コウ「…暗くて何も見えない。リーフィン達は大丈夫なのか?」

ロイド「大丈夫だろ!」

リヒター「そういえば…ベルは目が良いらしいな」

ロイド「ああ!すっげぇいいらしいんだぜ!」




‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐




主「男キライ。始末してくれ」

女の人「御意」

カイル「駄目ぇええ!」

主「なんだ止めるな」


ガチャ


リー「あ、居たよ〜」

ベル「無事みいだね」


リッ「二人共!大丈夫だった?」

主「天使キター!はぁはぁ」

女の人「ふん!」バキィ!

主「調子に乗ってごめんなさい」

リッ「……」

カイル「……」


リー「だ、大丈夫ですか?」

ベル「リーフィン、近寄ったら危ない。色んな意味で」


コレット「でも…きゃあ!」
ドテっ

コローン


主「!!!」

リー「あ、指輪が」

主「キミだったのか!」

リー「え?」

リッ「うそ!?」

カイル「リーフィンが?」

ベル「なんのはなし?」


女の人「………」







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