かいふく







アンジュ「みんな、お疲れ様。あら、リック君とカイル君…寝ちゃってるの?」

リヒター「途中で倒れた」


コウ「リーフィン…もう大丈夫なのか?」

リー「うん。リヒターさんが治癒術かけてくれたから」

アンジュ「…詳しい話は後にしましょう。リーフィンは医務室でアニーに看て貰ってね?」

リー「うん」

ロニ「俺はカイル寝かせてくる」

リヒター「リックを置いてくる…」

アンジュ「ベルも医務室行くのよ?」

ベル「ぼ、僕はだいじょぶだよ?」

ロイド「大丈夫なもんか。黙ってたけど、お前、腕怪我してるだろ」

ベル「いてっ…何でバレた」




‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐





医務室



ダダダダダッ

プシュー(扉が開く)


maya「アニー!リックたち起きたって本当!?」

アニー「はい。皆さんもう大丈夫ですよ。ベルさんもリーフィンさんも、処置はすみました」

ベル「ありがとアニー」

リー「カイル、無事でよかった…。私を庇って倒れたんだよ」

カイル「そうだ!俺、どうして全然怪我してないの?」

ベル「それは今から話す」



maya「エミルぅぅ〜…無事でよかったぁぁ…うう…」

リッ「な、泣かないで。気持ち悪いから」

maya「心配したんだから!」ぎゅぅぅ

リッ「く、くっつくな!」

maya「ところで何でもう女装止めちゃったんだよー?」

リッ「切り替え早っ!」


リアラ「それなら心配いらないわ!写真撮っておいたから」

カイル「あああああ!リアラ!?その写真いつ撮ったの!?」

リアラ「カイルが寝てる時にパチリと。ちなみにリックも一緒にね」

リッ「えぇぇぇ!?」

maya「リアラ一枚ちょうだい!」


リアラ「焼き増ししてあげるわ」

リッ「止めーい!!」


プシュー(扉が開く)


アンジュ「騒がしいわよ。ここが医務室だってわかってる?maya、仕事増やしてあげようか」

maya「どうして僕限定!」

アンジュ「さて、リック君カイル君。大体の話はベルに聞いたけどあなたたちしか知らない情報もあるわよね?教えてくれる?」

カイル「俺、途中で気絶しちゃったから…詳しくわからないんだ…」

リッ「俺が話すよ」








maya「………」(ずーん)

カノンノ「もう、無視された位で落ち込まないで。リックたちの話聞こう?」

maya「うん!」

カノンノ「(立ち直り早いなぁ)」






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