ちんぽ缶


ちんぽ缶というものが流行りだした。
缶詰の中に種が入っていて、成長させると人間のちんぽにそっくりなものが生えてくるという。
バイブやディルドよりも本物に近いという理由で求める人が多く、裏ルートで高値で取引されるようになった。
俺は知り合いの伝でなんとかそれを手に入れることが出来た。

缶を開けると、袋に密封された種と豆のような形をした土、小さく折りたたまれた説明書が入っていた。
「豆のようなころころしたものが土です…、それを缶の中に詰めて、その中心に種を植えてください…」
俺は説明書を読み上げながら指示に従った。
「一日に一回、愛液または精液をかけてあげてください。成長したものに熱を与えると、透明または白い液体を先端から噴き出します。ご使用時以外は日光の当たらない場所へ置いてください…」
おおまかな説明を読んで、俺は早速自分のちんぽを出した。
シコシコとしばらく擦って、射精しそうになったら缶に向けて精液を放つ。
「…どれくらいで育つんだろ…?」
疑問に思いながら寝ついたが、朝起きると早速土の中からサボテンのようなものが少し頭を出していた。
「成長はえーな…」
俺はちんぽ缶の成長の早さに驚きつつも、毎日毎日精液を与えた。

ちんぽの形ではないが、かなりにょきにょきと伸びてきた状態になったのは三日後のことだった。
肌色をした刺のないサボテンのようだ。
まさかこれが完成形だろうか。
だとしたらクオリティが低い。
心配になった俺はもう一度説明書に目を通した。
「ある程度の長さまで伸び、皮が剥けたら完成です…。…皮かぁ」
缶の周りには何も落ちていないところを見ると、まだ皮は剥けてないらしい。
俺はまた精液をかけてから就寝した。


朝起きて、俺は思わず叫んだ。
「皮が剥けてる…!ち、ちんぽだ…!」
昨日まで見ていた表面がずるんと剥けたものが缶の周りに落ちていた。
そして缶の中には紛れもないちんぽが立っていた。
俺はおそるおそるちんぽに触れる。
硬くて熱くてドクドク脈打っていた。
「す、すげぇ…!まんま勃起ちんぽ…!」
俺は興奮してパジャマと下着を脱いだ。
アナルを解しながら、ちんぽ缶を手に取り舐めてみる。
形…亀頭、カリ、しっかりちんぽだ。
俺は念願のちんぽを夢中でしゃぶった。
無味無臭だが、先端から透明の汁がたらたら垂れてくる。
説明書にあった、熱を与えると出てくる汁とはこのことだろうか。
まるでカウパーみたいでたまらない。
こんなにヌルヌルしているのなら、アナルに入れても問題は無さそうだ。
俺は床にちんぽ缶を置き、その上に跨がった。
アナルに当ててから、ぐっと腰を下ろしていくと、ちんぽ缶のちんぽは俺の中にヌルンッと入ってきた。
「うっ、あ、あぁ…!」
長さも太さも申し分ない。
しかも中でどくどくと脈打っているのがわかる。
俺は堪らず腰を動かした。
「あっあぁッ!す、ごぉ…っ、これっ、完全に、ちんぽじゃん…っ!あっあぁっ!」
結局やっていることはディルドと変わらないが、この熱さがより本物っぽくて堪らない。
「あっあぁんッ、いいっ、最高ぉッ!あぁんっちんぽっちんぽぉッ!」
俺は後ろに手を付いて、くねくねと腰を動かした。
前立腺にだって余裕で届く。
好きなようにちんぽの先端で抉れるなんて最高。
俺のちんぽもカウパーをだらだら流して悦んでいる。
「あぁッいいっいいっ!勃起ちんぽで前立腺こねるのさいこぉッ!はぁっはぁっはぁっあぁあ〜ッ!んはぁッ!イクッ!イクぅッ!」
俺はちんぽ缶の上で腰を突き出しビクンビクンと痙攣しながら射精した。
体にも床にも精液がめちゃくちゃ飛んだ。
「はぁっはぁっ、これ、やば…っ」
虜になる予感を感じていると、急にちんぽ缶のちんぽがびくびくと俺の中で動き出した。
あっ、と思うと、中に何かをどぴゅどぴゅと注がれる。
「ひゃっあっあっ、な、に…っ!なんか出てるぅ…ッ!」
熱い液体に驚いて、俺は慌ててちんぽを抜いた。
ちんぽ缶のちんぽは先端からぴゅっぴゅっと白い液体を噴射している。
「あ…」
俺は説明書に書いてあったことを思い出した。
俺の中に挿入したから熱を持って汁を出したのだ。
「すげ…中出しもしてくれるとか…」
中出し機能なんてもちろん玩具じゃありえない。
流行るわけだ。
感心して眺めていると、白い液体を出し切ったちんぽは、突然しなっと柔らかくなり根元のあたりからくったりと垂れてしまった。
「あっ、あれ…っ?」
もう一度こいつをハメて抜こうと思っていた俺は、慌てて萎えたちんぽを掴んだ。
ふにゃふにゃになっていて上を向けてもすぐに垂れてしまう。
「か、枯れたのかな…!?」
俺はまた説明書を開いた。
「白い液体を出し過ぎると、柔らかくなり垂れてしまいます。その場合は唾液、または少しの熱を与えると復活します。熱を与えすぎると残っていた汁を出し切って枯れてしまうので気をつけましょう…」
俺は説明書を置いて、ちんぽ缶を机に置いた。
唾液か少しの熱、となると、舐めればいいのでは。
俺はそう思って、ちんぽ缶のちんぽをれろんっと舌で舐め上げた。
ある程度舐めてから、根元を優しく持って口の中に入れてみた。
ちゅぽちゅぽと唾液と絡ませながらしゃぶると、少し硬くなってくる。
フェラで勃起させている気分になって、俺はまた興奮した。
早くおっきくなれ、早くおっきくなれ、俺は心の中でそう唱えながら頑張ってしゃぶった。

「勃ったぁ…っ!」
やっとちんぽ缶のちんぽが最初のように硬くなり上を向いて勃ち上がる。
「もう一回だけ…ッ!」
俺はそう言いながら、またアナルへ挿入した。
「あぁあっあっあぁッ!ちんぽさいこぉっ癖になっちゃうぅッ!」
俺は狂ったように喘ぎながら、何度も何度もちんぽ缶のちんぽで自分のアナルを苛めた。

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