オナニー見せて一万円


学校の裏にある竹林の中に小屋がひっそりと立っている。
そこにはオナニーを見せるとお金をくれるおじさんがいた。
金額はとくに決まってないようだが、噂によるとエロくすればするほど金額が高くなるらしい。
少し気味が悪いが、おじさんは本当に見ているだけで何もしてこないらしく、小遣いがピンチって時には皆こっそりそのおじさんにオナニーを見せてはお金をもらっていた。
そしてある程度慣れてくると、そのおじさんからいくら稼げるかを皆が競いだした。
ちなみに普通にシコって射精するだけだと三千円くらいしか貰えないらしく、多い奴で八千円。
とうとう皆が一万円を目指すことになった。

俺も欲しいものがあったから、一万円を目指してエロいオナニーを見せることにした。
放課後小屋へ行くとおじさんが静かに座っている。
「あの…オナニーするんで、お金くれますか…?」
俺が尋ねると、おじさんは無言で頷いた。
俺はベルトを外して制服のズボンと下着を脱ぐ。
「み、見ててくださいね…」
そう言って俺はちんこを触った。
ちょっと時間がかかったけど、しばらく擦ってたらちんこが硬くなってきた。
エロく、エロく。
俺はAV女優のオナニーのシーンを思い出しながら真似をしてみることにした。
「はぁ…っ、はぁ…っ、おじさんに見られてると思うと…、興奮しちゃう…っ、」
俺の言葉におじさんは無反応だった。
だけど目はじっと俺のちんこを見ている。
俺は少しおじさんに近づいた。
座ってるおじさんの目の前でちんこを擦る。
「ほら、っ、カウパー…っ、いっぱい溢れて…っ、くちゅくちゅ、音が出ちゃう、」
俺はわざとくちくちと音が鳴るように先っぽを弄る。
「おじさん…っ、聞こえる…?俺が勃起ちんこシコシコしてる音…っ」
おじさんはじっと俺のちんこを見つめる。
こんなに近くでいやらしいオナニーをするなんて恥ずかしいけど、一万円のために俺は頑張った。
腰をくねらせて、おじさんにちんこを見せつける。
「はぁっ、はぁっ、おじさんっ、見て…っ、俺のちんこっ、目で犯してぇ…っ、はぁっ、はぁっ、恥ずかしいの、気持ちいいよぉ…っ、擦るの止まんないぃ…っ」
がに股になって腰を揺らしながらシコシコとちんこを弄り、おじさんに見せつける。
「あっ、あぁ…っ、どうしよ、ぁ、はぁっ、イきそう…っ、おじさん…っ、俺、精液出るよぉ…っ」
射精感が駆け上がってきて、扱く手を速めた。
くちゅくちゅと静かな小屋の中でオナニーをする音が鳴る。
「はぁっ、はぁっおじさんっおじさん、見ててっ、俺がイクとこっ、見てっ!あっ、あっ、あぁあー…っ!」
びゅるるっと精液が飛び出した。
おじさんの顔に少しかかる。
でもおじさんは全然無反応で、息を荒くする俺にそっと八千円を渡してきた。


あれだけしても八千円。
恥ずかしいけど意地になってきて、どうしてもおじさんから一万円をもらいたかった。
俺は次の作戦を立てて、翌日また小屋に行った。

「おじさん、俺の体、全部見て、」
前は学ランを着たままだったけど、今度は全裸になっておじさんの前に立った。
「ほら、まだ触ってないのに…、おじさんに見られながらオナニーするって思っただけで、ちんこ勃っちゃってる…っ」
本当は来る前に触って勃起させたんだけど、おじさんは別に何も言わなかった。
俺は横に寝転がる。
そしておじさんにちんこと尻穴が見えるように片脚を上げた。
おじさんは俺の股をじっと見る。
俺は自分の指をちゅぱちゅぱ音を立てて唾液で濡らし、尻穴をくぱっと開かせた。
「おじさん、俺、本当はお尻の穴弄るの好きなスケベなんだ…、今日はこっちを弄るの見ててね…」
ぬぷ、と指を入れる。
こっちも本当は来る前に弄ってたから結構柔らかい。
「ほら、ぁ、っ、弄りすぎて…っ、も、こんなに入っちゃう…っ」
俺は指をゆっくり抜き差しした。
「ぁっ、ん、はぁ、っ、はぁ…っ、」
俺は指を二本に増やした。
ぐちぐちと掻き回す。
「あっ、ぁ、んー…っ、はぁ、おじさん…っ、おじさん見てぇ…っ、俺のエッチな穴ぁ…っ」
俺はぐちゅぐちゅいやらしく弄くり回したり、指を抜いてひくひく疼いている穴をおじさんに見せつけた。
「はぁ、はぁっ、お尻の穴弄ってるだけなのに…っ、カウパーすごいよぉ…っ」
俺のちんこの先からはたくさんカウパーが溢れていた。
「おじさん、もっと、あぅ、あっ、もっと近くで俺のエッチな穴見てよぉ…っ」
俺がそう言うと、おじさんは無言で身を乗り出した。
無表情なのに俺の穴に息がかかるくらいの近さだ。
「あっあっおじさんの息っ、かかっちゃう…っ、はぁっ、はぁっ、近くで見られるのっ、感じちゃう…っ、はぁっ、はぁっ、もぉ、ちんこ我慢出来ない…っ」
俺は穴を弄りながら、空いてる方の手でちんこを擦った。
「あぁっ、あっ、はぁっ、家でしてるスケベオナニーっ、おじさんに見られちゃってる…っあっ、はぁっ、はぁっ、きもちいっ、はぁっ、はぁっ」
俺はこれでもかってくらい手を速く動かしてぐちゅぐちゅと下品な音を立てた。
「はぁっ、あっ!はぁっ、おじさんっ、おじさんっ俺っ、イクっ、イクぅ…っ、あっあぁぁ…っ」
俺はわざと喘ぎながら射精した。

制服を着ている俺に、おじさんは無言でお金を差し出してきた。
見れば一万円札だった。
俺はそれを遠慮なく受け取る。
「…ありがとう、おじさん」
あんなことまでしてしまったけど、やっと手に入れた達成感で、俺は思わず顔が綻んだ。

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