不良生徒の秘密2


上級生に目をつけられた矢口は、放課後体育倉庫裏で殴り合いの喧嘩をした。
喧嘩の強い矢口、全員気絶させてしまったが自らも怪我を負い、保健室へ行った。
「派手にやったようだね」
保健医の水川が矢口の顔を見て笑う。
放課後のためもう保健医はいないだろうと思っていた矢口だったが、どうやらまだ残っていたようだった。
水川は白衣を腕捲りし、治療するために棚から包帯などを取り出す。
矢口はベッドの上に腰掛けその様子を見ていた。
「べつに大したことねー」
水川は道具を持って矢口の隣に座った。
腕を出すように言われ、矢口はぶっきらぼうに腕を出す。
水川はそんな矢口の態度も気にせずに治療をしていく。
「ほら、こっち向いて。顔の傷も治療しないと」
しぶしぶ水川の方に向く矢口。
水川はにっこりと笑い、矢口の頬に手を伸ばした。
「ちゃんと大切にしないとダメだよ、こんなに可愛い顔をしてるんだから」
「なっ、ん!」
水川は矢口の口許の傷をペロリと舐めた。ピリッとした感覚に身を強ばらせた矢口の体を、水川は押し倒す。
「新垣先生がいなくて荒れちゃってるのかな?」
「な……っ!」
水川がにっこりと笑う。しかしそれは素直に心からの笑顔ではないと、矢口は思った。
確かに今、矢口と肉体関係にある新垣は勉強会に出席しており一週間ほど学校に来ていないのだ。
毎日行為に及んでいた矢口にとってはたかだか一週間といえども長く感じた。
新垣がいない期間は確かに気持ちが不安定になり、かたっぱしから喧嘩をしていたのだ。
しかしなぜそれをこの保健医が知っているのか。
悪意ある笑顔にしか見えなかった。
「君の体が本当はすっごくいやらしいこと、僕は知ってるよ」
水川が矢口の制服の下に手を忍ばせ、肌を撫で回す。
「や、やめろ…っ」
「本当はやめてほしくないんじゃない?太くて長いおちんちんで中をグチュグチュにされたいんだろう」
「っ……………」
矢口は水川の言葉に体が反応し始めたことに気づいてしまった。


「あぁっあっあはぁんっあっあぁん!」
矢口はベッドの上で、水川のペニスをアナルにくわえこみ喘いでいた。
水川の誘惑に、矢口は思わず答えてしまったのだ。
「ほら、どうだい?君がずっと欲しかったおちんちんは」
「あぁんっ!いいっ!ちんこいいっぁああんっはんんっあぁんっ」
ビンビンに勃起している矢口は、すぐ射精した。しかし構わず水川は突きまくる。突かれるとすぐ矢口のペニスは勃ち上がった。
「あぁあっちんこぉっグチュグチュいいぃんっ!はぁんっあんっあぁんっ」
「君はお尻の穴もおちんちんもだらしないね」
水川は抜き差ししながら、ぷるんと揺れている矢口のペニスも弄り出す。
「あぁあーっだめっ、ちんこ触っちゃだめぇんっ!あぁんっ」
びくんびくんと体を反応させる矢口。
そんな矢口を見て水川は口の端を上げる。
クチクチヌチッグポッヌチュッグチュッ
「あっあっあっだめっイクっまたイクぅっ!あはぁあっ!」
どれほど溜めていたのだろうか。
少し刺激しただけで矢口はすぐ射精してしまう。
「またイッちゃったのかな?まったく…っ」
「だって、あぁんっちんこ気持ち良すぎるからぁっ!んぁっあぁっ」
「ほら、イクよ、ちゃんと下の口で飲んで」
水川はそう言うと激しく腰を振った。
パンッパンッパンッパンッ
肉がぶつかり合う音が響く。
「あんあんあんあんっやんっ激しっあぁんっ」
ドピュッドピュッドピュウッ
「ひぁあっ中ぁ精液いっぱい出てるぅっ…あぁあんっ」
矢口はまた軽くイッた。
イキっぱなしの矢口に、水川も気持ちが昂ってきた。
そんな水川に気付いたのか気付いていないのか、矢口はペニスを抜かれるとすぐに四つん這いになり、水川に自らのアナルを広げて見せつけた。
「もっと、もっとちんこで奥グリグリしてぇ…っまだ足りない……っ」
「……っ矢口くん、」
矢口はその日お互いの精液が出なくなるまで保健室で水川とヤり続けた。


土日に学校を休んで月曜日に学校へ行くと、勉強会を終えた新垣が戻って来ていた。
新垣を廊下で見かけただけで矢口は興奮し濡れた。
放課後までが死ぬほど長く感じた。
「久しぶりだなー、矢口。問題起こしてねーだろーな」
指導室に現れた矢口に、新垣はいつもの調子で言う。
「せ、先生……」
「あん?」
「俺もう我慢出来ない…っ」
矢口はそう言うと手荒にベルトを外し、下着ごと制服を脱いだ。
まだなにもしていないのに勃起した矢口のペニス。すでにグチョグチョに濡れていた。
「先生…先生のちんこ早くちょうだい…っ」
「お前…」
呆れたように笑う新垣。
校内でも一番問題児である不良の矢口が淫乱だということを、新垣は思い出した。
「まぁ落ち着け、俺も久しぶりだしな、まずは舐めてもらおーか」
すぐに挿入してもらいたかった矢口はがっかりしたが、いざ新垣がペニスを出すと目の色を変えてしゃぶりついた。
チュウッレロッレロッチュッジュポッジュルッジュルッ
「はむ…っん、へんへーのひんこ…っジュポッはぁ、おいひ…っ」
「お前そのまま食っちまいそうだな…」
矢口の必死さに苦笑いする新垣。
矢口は新垣のペニスをしゃぶりながら自らのペニスも扱きだしていた。
ジュポッジュポッジュルッグチュッグチュッ
いやらしい音が指導室に響く。
「く…っ、矢口、出る…っ」
新垣は矢口の口からペニスを出し、アイドルのような可愛い顔へ射精した。
「んぁっあぁんっ」
顔にかけられた興奮から矢口も射精する。
新垣は矢口の赤い髪をかきあげた。
見上げてくる矢口の顔はとろんといやらしい表情をしていた。
「先生俺…もうだめ…ケツマンコ切ないよぉ…っ先生のちんこ早くほしい…っ」
「お前、相変わらずだな」
新垣はそう言うと矢口の脚を大きく開かせて濡れ濡れのアナルへペニスを挿入した。
「んぁああっちんこ来たぁあんっ」
ぶるぶると快感に体を震わせる矢口。
またペニスはガチガチに勃起した。
グチュッジュポッヌポッヌジュッグチュッ
「あぁっ先生っ先生のちんこぉ!あぁんっあんっ嬉しっグチュグチュ嬉しいんっ」
「そんな嬉しいか?」
新垣の言葉にこくこくと頷く矢口。
目元は涙で濡れている。
「俺っあぁっ寂しかったのっあぁんっ先生いないと俺だめなのぉ…っ」
矢口が腕を新垣の背中に回す。
新垣は矢口の腰を撫でた。
「そうか?そのわりには変な痕があるみたいだけどな」
にやりと笑う新垣。
新垣の撫でていた箇所にはキスマークがつけられていた。
「あっそれは……っ」
ふと水川の顔がよぎる。
「誰にハメてもらったんだ?矢口」
新垣の腰の動きが止まる。
「ご、ごめんなさ…、俺、俺我慢出来なくて…っ」
「ふうん」
矢口は新垣の首の後ろに腕を回して、顔を近づけた。
「怒らないで先生…俺、先生のちんこでグチュグチュしてもらうのが一番好き…っ」
新垣は目を潤ます矢口に笑いかけると、また腰を動かすのを再開した。
パチュンッパチュンッパチュンッ
「べつに、怒らねーよ。お前が淫乱なのはわかってんだから」
「あぁあんっちんこっあぁあっきもちいっはぁあんっ!あんっあんんっやぁあんっ」
「ほらイケよ」
「あぁああんっイクぅうっあはぁああんっせーしビュービュー出るぅうんっ!」
腹の上に精液を撒き散らす矢口。
新垣も射精が近いのか激しく腰を打ち付ける。
「おらっおら!中に出すぞ!」
「あはぁっ!あぁっ出してっ先生のせーしいっぱいほしいっ!んひぁああっ!」
ドピュドピュドピュッ
中に大量に射精され、矢口は身を震わせた。
「ふー……」
一息ついてぺニスを抜こうとする新垣。矢口は「だめ」と一言。
「一週間分…ちんこでグチュグチュしてぇ…っ」



新垣が学校に戻り、矢口も気が落ち着いてきた。
新垣に叱られたいがために相変わらずの不良ぶりだが、目立った喧嘩などはあまりしなかった。
「あ、矢口くん」
廊下を歩いていた矢口を、穏やかな声が呼び止める。
振り返ると水川が立っていた。
矢口が思いきり不機嫌そうな顔をしたにも関わらず、笑いながら近寄っていく。そして矢口の体を舐め回すように見た。
「怪我はしてないみたいだね」
「ふん、うるせー、ほっとけ」
冷たい態度に水川は笑う。
またあの、悪意のある笑顔だと矢口は思った。
水川は周りの生徒には見えないように、制服の上から矢口の尻の割れ目を指でなぞった。
「いつでも保健室へおいで。体が疼いたら、またお注射してあげよう」
「っ……!」
殴ろうとした矢口の拳を水川はひょいと避け、笑いながら立ち去った。
「ちっ……」
矢口は水川の後ろ姿を睨みながらも、あの日の水川とのことを思い出していた。
きゅん、とアナルがひくついた。


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