幸せマーク


俺の彼氏はクラスのムードメイカー的存在なイケメンの高野。
俺は高野が大好き。四六時中高野のことを考えてはドキドキしている。
だけどやっぱり一番愛しく感じるのは、エッチしている時だ。

「あっあんっ高野っあぁんっいいよぉっあんんっ」
「相変わらずエッチだな」
高野は俺を見下ろしながら笑う。
相変わらずその笑顔がかっこよすぎて、俺はきゅんきゅんする。ちんこが女の子みたいに濡れちゃう。
「あんっあっあっ高野っあぁんっもうらめぇっ」
「はぁ…っ、んっ、っん」
俺はうるさくあんあん言ってしまうけど、高野から漏れる声はすごく色っぽい。
高野に抱かれると、高野に酔ってしまう。頭がぼうっとしちゃって、でも鼓動は早くて、もう変になってしまいそう。
高野は俺の方に身体を倒して、俺の中にちんこを入れたまま掻き回すようにぐいんぐいん動いた。
「あっやぁんっ奥っ奥ぐりぐりらめっあんっあんっあぁーーっ」
高野が仰け反る俺の汗まみれな体を舐める。
「しょっぱい」
「あっあっ舌っあぁんっあんっんんっ」
高野が俺の首筋に吸い付いた。
あ、だめ、痕ついちゃう…。
でも高野にキスマーク付けられるとか、めちゃくちゃ嬉しいかも…。
高野のものっていう証だって思ったら、やばい。
「あっあぅっ高野っ高野イッちゃ…っ、もうっらめっ高野ぉっ」
「一緒にイこ」
高野が耳元で言った。
高野の声を独り占めにした俺は、体をびくびくさせながら射精した。高野も言った通り射精して、俺の中にいっぱい注いでくれた。
「高野…っ好きぃ…っ」
ぐちゃぐちゃなはずの俺の顔。高野はそんな俺を見ても笑顔を向けてくれて、ちゅってキスまでしてくれた。
「本当はもう一回したいけど」
「えっ」
高野からのまさかの言葉に俺はまたどきっとする。
でも高野は俺の髪を撫でながら言った。
「明日は球技大会だから体力残しとかないと」
「…うん」
明らかにがっかりする俺を見て、高野はまた笑顔を見せてくれた。
そう、明日は球技大会だ。
高野のかっこいい姿が目に浮かぶ。
「頑張ろうな」
高野の言葉に、俺も笑って頷いた。



翌日は予定通り球技大会が行われた。
残念ながら俺と高野は種目が違う。
俺はサッカーで高野はバスケだ。
せめて同じ場所だったらいいんだけど、運動場と体育館。
確かに勝ちたいけど決勝まで進んだら高野の試合してるとこも見れないし、複雑だ。
「善樹、そこどうした?」
試合が始まる直前、同じチームの祐介が俺の首筋に貼ってある絆創膏を指差した。
「あっ、いやっこれは…っ」
昨日の高野の姿が頭にばっと出てきた。
「ひ、引っ掻いちゃってさ!」
「お前ドジだなー」
俺は笑いながら誤魔化した。祐介が単純で良かった。キスマークなんて言えるわけないもんな。

試合は一回戦を余裕で勝ち進んだが、二回戦目で負けてしまった。
二回しか戦ってないけど、その間にも他のチームの試合が挟まっていたし、そろそろ高野の方を見に行かないと終わってしまう。
俺は急いで体育館に向かった。
近付くにつれキュッキュッとシューズの音がしている。試合中みたいだ。
俺は閉められていた体育館の扉を開けた。

シュパッと気持ちがいい音を経てながら、シュートが決まった。
開けた瞬間のまさかのプレー。俺が固まったのはそれがまさに高野だったからだ。
「うっしゃあ高野ー!!」
高野に歓声が集まる。高野は汗できらきらしていた。周りに笑顔を向けている。
高野、かっこいい。
俺は中に入って、同じクラスの奴の隣に座った。
皆が高野を注目してる。
体操服を捲り上げて汗を拭いてるとことか、真剣に試合してるとことか、点入れて喜んでるとことか、皆が見ている。
こんなに輝いてる高野を、俺はもっと独り占めにしたい。
「高野ーーっ!!」
皆の大きな声援に負けないくらい大きな声で高野の名前を呼んだ。
高野が俺を見る。
きらきらしている高野は、口の端を上げてにっと笑った。
そして高野はボールを奪ってシュートし、スリーポイントを決めた。
正真正銘、高野はイケメンだ。
俺は高野が輝かしくてため息が出た。


高野のバスケ部顔負けの活躍により、俺たちのクラスはバスケで優勝した。
三位決定戦とかで体育館ではまだ試合が行われているが、俺は係だったので終わっているところから片付けをしていた。
階段横の倉庫にコーンをしまう。
遠くで歓声が聞こえている。
高野も今体育館にいるのだろうか。
まだおめでとうって言えていない。
早く体育館に戻らないと。
俺はコーンを全部しまって、倉庫の鍵をかけた。
そして振り向いた瞬間、
「こんなとこにいた」
高野が立っていた。
「高野、っ」
高野は笑顔を向けながら俺の方に向かってきた。どんどん近付いてくる高野。
背中が倉庫のドアに付くまで追い詰められる。高野は壁に手をついた。
「嬉しかった、名前呼んでくれて」
にこ、と笑う高野。きゅんとする。
見惚れているとちゅっとキスされた。
「お、…おめでと…っ」
なんだか恥ずかしくて、俺は下を向いた。こんなに詰め寄って来なくたっていいのに…!
心臓の音が聞こえてしまったら恥ずかしい。すごくドキドキしている。
いつまで経っても高野に慣れない。
「なんで下向いてんの?」
「ひゃっ」
高野が俺の耳にキスする。
俺はもう真っ赤か。自分でもわかる。
余計に恥ずかしくて上を向けない。
そしたら高野は俺の首筋の絆創膏を指でなぞった。
「なに、これ」
意地悪く言う高野。
「た、高野のせい…!」
思わず顔を上げて反論すると、隙をつかんでまたキスされる。
「んん……っ!」
もーーーーーだめだ。
こんなの、心臓がもたない。
「高野、ずるい」
「なにが?」
「俺、俺は、高野みたいに、余裕ない」
恥ずかしくて手の甲で顔を隠した。
こんなに高野にいっぱいキスなんかされたら、こんなに近くに高野を感じたら、俺の身体は熱を持ってしまう。
「またシたくなるから…っ」
恥ずかしい恥ずかしい、恥ずかしい。
俺はまた俯いた。
「善樹、」
高野は俺の名前を呼んで、覗き込んだかと思えば、俺の前髪を上げて額にまたキスをした。
「っだから、そういう、」
言い返してる途中に高野は俺の手を掴んだ。
そして笑う。
「おいで」


あのきらきらした笑顔で連れてこられたのは保健室だった。
高野は鍵を閉めて保健室のベッドに俺を寝かした。
そして高野も乗っかると、俺のハーパンを脱がした。
「ちょ、ちょっと高野…!誰か来ちゃう!」
「大丈夫だって、保健医も今体育館だし。鍵もかけたし、」
「でも、」
「二人っきりだよ」
高野はまた俺に笑顔を向けた。
俺はそれに弱いんだから。なんにも言えなくなっちゃうんだから。やっぱりずるい。
高野は黙る俺の下着もずらした。
さんざんキスされて興奮したから、ちんこは我慢汁で濡れている。
「期待してたの?」
「ち、ちがっ、あぅっ」
高野の大きな手が俺のちんこを握って上下に擦った。
高野にちんこ触られてるなんて、やばい。
「あんっ、高野ぉ」
高野の指の腹が先端をくりくり弄る。
俺はぴくぴく身体が反応してしまう。
「あっあっ高野っ高野だめぇ…っ」
身体がものすごく熱い。てっぺんからつま先まで真っ赤かになっている気がする。
鼓動が早い。俺はもう耐えられなかった。
「高野っあんっだめっイく…!もうイッちゃうっ!」
俺は背中を反らせ腰を突き出しながら射精した。
高野がちょっと触っただけなのに、もうイッちゃった…。恥ずかしい…。
「もっ、やらぁ…っ!」
俺はいくらなんでも恥ずかしすぎて両手で顔を隠した。
こんなすぐイクなんていくらなんでも引くよな…。うぅ…。
「善樹…」
高野が俺の名前を静かに呼ぶ。幻滅したかな。
「もっ、嫌…っ、高野と一緒だと俺…っ感じちゃうから…っ!」
実際俺のちんこはまた勃起していた。
高野が傍にいる限り、俺の体は熱を持ってしまうのだ。もう止まらない。
「善樹のエッチ」
「…え……?」
高野が俺に向けた言葉は意外だった。
幻滅したかと思ったのに、高野は俺の脚を掴んで上げた。
まさかのちんぐり返しだ。
「たっ、高野…!?」
「こんな可愛い姿見せられたら俺だって余裕ないよ」
「かっ、かわ…っ」
「ごめん、もう入れる」
高野はそう言って俺の穴にちんこを挿入した。一気に根本まで入れられた。
「あっあぅ…っ高野のちんこ熱いぃ…っ」
「善樹の中もすごい…っ」
高野はそう言って腰を動かした。
ぐちゅぐちゅぬちゅぬこっぬこっじゅぷっぐちゅうっ
「あっあっあぁんっ高野ぉあぁっあんん」
「はぁ…っ」
高野は色っぽく息を吐いて、俺の首筋にまたキスをした。
何度も何度も、高野は俺の肌に吸い付いて、痕を残していく。
「あんっあっ高野っだめっそんなっあんっ付けたらぁ…っあぁんっ」
「…でも、締め付けすごいよ」
高野の言葉にまた恥ずかしくなる。
俺の体は素直すぎて本当困る。
「…俺も付ける」
俺は腕を伸ばして高野に抱きついた。
高野はそのまま俺の体を起こしてくれて、対面座位のかたちになった。
高野の顔が近い。目がかっちり合って見つめあったまま俺は固まってしまう。
高野は微笑した。
「付けて」
「っ…」
ドキドキした。
俺は高野の首筋に吸い付いた。
「んっ」
高野が息を漏らす。色っぽい。
俺はばっちり高野に痕をつけた。
「善樹」
高野に名前を呼ばれてまた見つめあった。
「好きだよ」
高野はそう言ってまた下から俺を突き上げた。
俺も自分で腰を振る。
「あんっあっ俺もっあぁんっ俺も高野が好きぃ…っあぁん」
じゅぷっぐちゅうっじゅぷっずぽっぬじゅっぬじゅっじゅぷっ
「あぁんっ大好きィっ!あぁんっあんっ高野ったかのぉ…っ!」
「あ…っ、はぁっ、善樹…っ」
俺たちは二人でぐちゅぐちゅし合いながら、キスをした。
もうわけがわからないくらい気持ちが良くて、幸せを感じた。



「どこ行ってたんだよ高野ぉ」
教室に戻ると、球技大会でバスケのチームだったメンバーが高野の周りに集まった。
高野は上手いこと言って誤魔化していた。
俺もこっそり教室に戻って席につく。
「あ、善樹!片付けありがとな!」
祐介が俺に気づいて近付いてくる。
「あ、いや、係だし」
片付けなんてもうとっくに終わってたからちょっと焦った。
俺は時間かかってたねなんて言われてしまったら高野のように上手く誤魔化せられないから、聞かれる前に話を終わらせて着替えに移った。
ばっと体操服を脱ぐと、祐介が目を丸くしながら俺を指差した。
「善樹、それも引っ掻いたのか?」
俺ははっとして自分の体を見た。
大量に付けられたキスマークを隠すために保健室で貼りまくった絆創膏。
すっかり忘れてた…。どっと冷や汗が出た。
「あ、うん…、なんか、その、かぶれたみたいで…掻きすぎたら…腫れて…」
しどろもどろになって嘘くさい言い訳をする俺。
「へー大変だなぁ」
祐介は比較的バカなので、信じこんでいた。祐介がバカで良かった…。
俺はほっとして、思わず高野に目を向けた。
様子を見ていたのか高野と目が合う。
そしてぱちっときれいにウインクされた。
「っ………!」

俺はまたドキドキが始まってしまった。


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