川北前難駘高校の番長の性欲


川北前難駘高校の番長の右腕、タラコこと設楽興毅が骨折をして入院した。
他校との喧嘩での負傷だと思ったヤンキーたちは、番長である滝鷹虎にその勇姿がどんなものであったかを聞きに行った。
「おう、あん時は凄かったぜ」
赤いソファに脚を組ながら座る可憐な鷹虎に、皆見とれながら耳を傾ける。鷹虎はそんなヤンキーたちにその時の状況を語った。


「あっあっあっイクっイクっ!あぁあ〜っ」
鷹虎はバックで突かれながら射精した。タラコもそのまま中に出す。
「ふぅー…っ、なぁタラコ。これも良いけどよ、もっと気持ち良い体勢ねぇかな」
「もう四十八手試してしまいましたしね」
性に目覚めた鷹虎は、あれから毎日ずっとタラコと性行為に及んでいた。
今まで何もしなかったこともあり、鷹虎の性欲はうんと強かった。夏休みも終わらぬうちに四十八手をコンプリートしてしまっている。二人はうんうんと唸りながら新しい体位を考えた。
そして鷹虎があっと閃く。
「タラコ、お前ブリッジしろよ」
「ええぇーー」
「俺上に跨がるからよ」
渋るタラコのペニスに鷹虎は頬擦りする。
「お願い」
「やりますッッ!!」
一気にペニスが勃起した。まずは鷹虎がタラコのぺニスをアナルにはめる。
「あっ、あぁん」
裸に学ランを羽織った愛しい番長の頼み事を断るわけにはいかないタラコは、行きますよ、と一言言ってから気合いの声を出しブリッジした。
「あっあっすごっ!」
「くああああ」
「あっやんっタラコっこれすご…っ奥までくるぅ…っ!」
「うおあああ…っ」
気持ちよさに興奮する鷹虎。しかしタラコの腕や脚はガクガクしていた。
「や、やばいっす…鷹虎さん…っ!」
「あぁんっいいっいぁあんっ」
くねくね腰を動かす鷹虎。タラコは耐えられず力が抜けバランスを崩した。
「あっ、タラコ、あぶねぇ」
崩れ方が悪く、タラコは脚を思いきり床に打ち付けた。
「いたたたたたたたっ!!」



「…といった感じだ」
「ええぇーーーーーーっ!!!!」
鷹虎の言葉に、下っぱたちは口を揃えて叫んだ。
「あれだとすげー奥まできて良かったんだけどよぉ。タラコの奴へばりやがって」
鷹虎はそう言って不機嫌そうにため息をつく。
下っぱは鷹虎の性行為の話に興奮しつつも無茶ぶりに絶句した。
そんな少し引いている下っぱを無視して、鷹虎は話を続ける。
「でな。タラコがいねぇせいでセックス出来ねぇんだ。お前相手しろよ」
鷹虎は一番端にいた下っぱを指差した。
「…俺ですか」
戸惑う下っぱに遠慮なく鷹虎はベルトを取り脱ぎ始める。
「おう、なんか思い出してたら興奮してきたしな」
鷹虎のペニスは上を向いていた。我慢汁が滲んでいる。
「舐めろよ、青梅」
青梅、と呼ばれた下っぱは恐る恐る前へ出た。彼の名は梅田。髪の色と苗字から、このあだ名がつけられた。
「くそ、俺がご奉仕したかった…!」
「青梅の野郎…!」
選ばれなかった下っぱが涙ながらに悔しがる。
そんななか青梅は「タラコさんにバレたら殺される」と思いながら脚を広げソファに腰深く掛ける鷹虎の間に膝立ちで入り込むと、勃起したペニスに舌を這わした。
「あんっ」
鷹虎が体を震わす。青梅は鷹虎の様子をうかがいながら舐めた。
ぴちゃぴちゃれろっぺろぺろぴちゃぴちゃ
「あっあぁ…!あぁ〜っ」
鷹虎が上を向く。青梅はかぷ、と鷹虎のペニスをくわえた。
くぷ、ちゅぷっじゅぽじゅぽにゅぽっ
「あっ!あぁっ!」
可愛い、と青梅は素直に思った。
「鷹虎さーーーん!!!」
後ろから遠巻きに見ている下っぱたちが黄色い声を上げる。そして必ずそのあとに青梅に対する非難の声がぶーぶー上がった。
「はぁ…っ、青梅っ」
鷹虎が名前を呼ぶので青梅は一旦口を離して顔を上げた。鷹虎は広げた脚をソファに上げて、アナルを見せつけた。
「こっちも…っ」
「番長、えっちぃ」
青梅は見せつけられたいやらしいアナルを舐めた。そして濡れたそこに尖らせた舌を入れる。
「あっひゃあ…っあぁ…っ」
くぽっくぽ、ぬぷぷ
「あぁん、んんっ、はぁ…っ」
繰り返し抜き差ししていると舌が疲れてきたので、青梅は指を挿入した。最近ずっと使われていたアナルは最初から余裕で指が二本入った。
「あっあっあぁっ」
青梅の指が中を掻き回す。
「あぁんっ!」
鷹虎の体がびくんっと反応する。青梅は前立腺を見つけた。二本の指で挟んで小刻みに指を動かした。
「あぁあんっあぁっそこっそこぉっひぃあんっ!」
鷹虎が激しく乱れる。青梅は容赦なくそこを攻め続けた。
「あぁんっあぁああっそこっあぁんっもっとぉもっとしてぇ!あぁあんっ」
鷹虎は涎を垂らしながら青梅の攻めにメロメロになっている。
「あぁんっ指っすごぉっあぁんっあっあっあんあんんっ」
指でこれだけの快感を感じられるのであれば、青梅のペニスで突かれたら一体…。鷹虎はぼうっとする頭でそんなことを考えた。
「あっあっ青梅っちんこっちんこでそこ突いてっあぁんっちんこでよくしてぇ…!」
「番長、」
青梅は鷹虎の激しい求め具合に動揺しながらも、下着を脱いだ。こんなに可憐な鷹虎の淫らな姿を見て普通でいられるはずがない。普段冷静でおとなしい青梅のペニスもさすがに勃起している。
「タラコさんに言いつけるからなー!」
「覚えてろ青梅ェっ!」
「羨ましいぜこのやろーー!」
ヤジが凄いが青梅は気にせず鷹虎の中に挿入した。中は熱くとろとろだが青梅のペニスに絡みつく。
「あぁっちんこぉ…っあぁあんっ」
鷹虎はペニスを挿入され悦んだ。
「あ…っ、番長…っ」
青梅は息を少し乱しながら中を掻き混ぜるように動いた。
「あっあっあぁ〜っ!青梅のちんこいいぃっ…!あぁんっ青梅ぇ」
喘ぎながら両腕を伸ばしてくる鷹虎。青梅が少し前に倒れると抱きついた。
「あっあんんっあんっあぁっいいっあぁんっそこっそこいいっ」
先程見つけた前立腺をペニスの先で突く。鷹虎は青梅の耳元であんあん喘いだ。
ぐちゅっぬちゅぬちゅっぬっこぬっこぐちゅっぐちゅっ
「あんっあんんっはぁんっあぁ…っ」
「番長…っ」
とろとろの表情の鷹虎。青梅は思わず口付けた。鷹虎もそれに答える。
口からとアナルからと、卑猥な音が二人の耳を犯した。
「くそぅ…っ青梅の野郎!」
「ラブラブしやがって!」
そんな二人を見ながら残りの下っぱたちはシコシコと遠巻きに自分でかたくなったものを落ち着かせていた。
「ふっ…んっんんっちゅっはぁっんっんん…っ」
青梅とキスをしながら鷹虎の手は青梅の背中を撫でる。青梅は鷹虎が動物のように思えた。本能に従っている鷹虎に大きな興奮を覚える。
「ちゅ…、んっ、番長、中出していいんスか」
「んぁっ中っ中で…っ!あんっ俺もっ俺も出ちゃう…っ」
青梅は中を突きながら鷹虎のペニスを激しく扱いた。我慢汁で鷹虎のペニスはべちゃべちゃだった。
くちゅくちゅ鳴っているのはキスなのか鷹虎のペニスなのか突かれているアナルなのか、わからないくらいだった。
「あ…、番長…っイクっ…!」
「あっあっあぁんっ」
ドピュドピュッビュルルッビュッピューーッ
二人はお互い脚をガクガクさせながら射精した。遠くで下っぱたちも一抜きしていた。
「番長…」
下でくたっとしている鷹虎から、青梅はペニスを引き抜いた。
しかし体勢を変えた鷹虎が青梅のペニスを掴んだ。そして裏筋を思いきりべろりと舐めながら言った。
「もっかい…っ」




『あっ、番長っもう無理っスよ…っ』
『もっかい…っこれで最後にするからぁ〜っあぁっ!』
騎乗位をしている鷹虎は青梅の上でぐいんぐいん腰を動かした。
『鷹虎さーん、カメラ回ってますよ』
いたのかもわからない下っぱが鷹虎に話しかけると、鷹虎はペニスに悶えながらカメラを見つめる。
『あっあんっタラコぉっあっあっこのちんこっタラコの方が太いけど…っこっちは長くて…っ奥っ奥しゅごい、の…っ!あんっいいっあっだからっタラコ…っ焦らなくていいからぁんっあっ完治っするまでっあんっあっしっ…ぁっかりっあんっ休めよぉ…っあんっあはぁんっやぁんっあぁあんっ』
青梅のことをチクろうとした下っぱたちは青梅のペニスで喘ぐ鷹虎の様子を録画し、ビデオレターとしてお見舞いの品にタラコへ渡した。
「うおおおおおお鷹虎さぁんんんんんっ!!!!!!」
「設楽さーん、静かにしてくださいねー」
気が気でないタラコは気合いで完治し、光の速さで退院したのだった。

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