2014/10/21(Tue)



「あ、あの、つ、月詠さん」

「なんじゃ?」

「そ、そ、その、本当に生意気で烏滸がましい発言なのですが、ハァ?と思われたらアレなのですが、良かったらそのあのその…。

……わたしと、お友達になってくれませんか!?」

「…え?」

「あ、あの、わたし、綺麗でかっこよくて可愛くてしっかりしていてナイスバデーで洗練された空気を持っている月詠さんが、すごく、すごく、その…あの…好きなんです!!」

「え、えっと」

「ほんと、モデルさんみたいだなあ、って思うし、優しいし、綺麗だし、ほんとにほんとにいわゆるこれがマジリスペクトヘイヨー!チェケラッチョ!って感じでして、」

「ま、待ちなんし」

「良い匂いするし煙管ふかしている姿ものすごく色っぽくてかっこよくて、」

「待ちなんし!

…て、照れる、じゃろう…」

「…!!(か、か、可愛い〜〜〜!!)」

「…わっちは、その、年頃の娘の遊びとか知らんつまらん女じゃけど、その、良かったら、わっちの方こそ…お願いしたいんじゃが…。その…友人に…」

「…!?」

「や、やっぱり、やめたい、か?」

「全然全然全然!!!」

「…そうか」

「…!!(き、き、綺麗〜〜〜!!)つ、月詠ちゃんって呼んでも…いいですか!?」

「…ぷっ。いいぞ。…それと、」

「はい?」

「友人なら、敬語は無しじゃ」

「…! はい、じゃなくて…うん!!」












「旦那ァ。アイツ、なんか俺とダチになった時よりも嬉しそうでさァ」

「諦めろ。アイツは小春のド真ん中ストレートなんだ。しょっぱなからビビられていた総一郎くんとは格が違う」


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