2013/07/08(Mon)

みんなみんな、かっこよかったです。男も女もみんなかっこよかったです。銀魂キャラというのはどうしてこう“生きている”感があるのでしょうか。
鼻くそほじくるわ、罪をなすりつけるわ、よくわからない見栄をはるわ、口汚い罵り合いをするわ。それなのに、どうしてこんなかっこいいのでしょうか。
銀魂キャラはひとりひとりなんて言えばいいかよくわからない感情で“繋がっている”感がすごいと私は思います。
銀さんも言っていましたが、できればあいつらくたばってくんねえかな〜とか思っているのは、事実だと思います。だけど、いざ相手が危険だったら、手を貸しに行くというか、なんというか。
私が特に好きなシーンは万事屋が真選組の手を借りて三人一斉に高く高くジャンプするシーンです。ここの近藤さん土方さん沖田さんの顔が見事な顔面崩壊でして。ださくてかっこ悪いのに、ものすごくかっこいいんです。近藤さんにはすみませんが、土方さん沖田さんの顔立ちは整っているじゃないですか、なのに、顔面崩壊しているんです。ものすごく、かっこいいんです。
万事屋の万事屋感がすごかったです。やっぱり新八にはツッコミ、神楽には似非中華弁がないとな、と思いました。あの三人は友情家族仲間、なんて言えばいいかわからないんですけど、万事屋の絆がとても好きです。万事屋マジ万事屋としか言えません。
お妙さんもお妙さんでとても姉御で。さっちゃんがお妙さんに泣きながら食って掛かったシーンは私は思わず涙ぐんでしまいました。あんたら普段めっちゃ仲悪かったやん。くそぉ、泣かせんなよォ…。銀魂の女性陣はお互い口汚くののしり合うこと多いですが、「さっちゃんと私はズッ友〜☆」とぬかす女子の友情よりも、固い絆を感じます。
これぞ、少年漫画と思いました。銀魂は少年漫画らしくないと言われていますが、とんでもない、少年漫画です。とても熱かったです。とても心が震えました。

銀魂、最高です。空知先生、銀魂という作品を作ってくださって、本当に、ありがとうございました。