2014/07/02(Wed)
「沖田さんはいつから隊長さんなんですか?」
「真選組を作ったときから」
「…ひえええ!!すすすっごいですね!えっと、十五?くらいの時にはもうやっていたんですよね…!?」
「あー、そうなるな」
「ひえええ!!わ、わたし十五の時田舎でぼけーっとしていましたよ…!」
「今でもぼけっとのろまに日々を怠惰に過ごしてんだろィ」
「し…!(失礼な!と言いたいところだけど逆らったら怖いんだよね絶対あ゛?とか言ってくるよねアー無理無理耐えられないよしここは大人しく)ですよね〜そうなんですよね〜沖田さんの言うとおりです〜」
「その顔やめなせェ」
「いだいいだいいだいィィィ!!鞘を頬に押し付けないだくださいィィ!!」
「お前の田舎ってどんなん」
「うう…頬が…頬がいだい…。わたしの田舎ですか…?ほんと〜になにもないですよ。でも良いところです」
「へえ」
「あ〜父ちゃん元気…ではあるだろうなあ。そうそう、この前、沖田さんのこと父ちゃんに話したんです!」
「え」
「はじめての同い年の男の子の友達ができたって報告したんですよ!どんな人かって聞かれてドSで女の子にも平気で暴力ふるう恐ろしい人…ゲフンゲフン、今のは!今のは忘れてください!わたしと同い年で隊長やっているすごい人だって言ったら父ちゃんすっごく感動していました!」
感動したついでに娘くれねえかな。
なぜか、そう思った。なぜか。
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