あの後、出てきた忍足を審判に私たちは、試合を始めた。
そして、あと1ポイントで勝負がつく
ちなみに、始めたのは15分ほど前

「風雷月華…華舞」

その言葉が聞こえるとほぼ同時に試合を終わらせた

「げ…ゲームセット、ウォンバイ神崎美春…」

「う…そだろ?」

「宍戸が負けた…」

その試合結果に皆、驚いて言葉を失った。
すると、後ろから声が聞こえてくる。

「さすがだな…神崎美春」

お前誰だよ。

「なっ…跡部は美春のこと知っとったんか?」

あ、コイツが跡部か

「あーん?知ってるもなにも、外国じゃ有名だぜ?」

「「「「「は!!?」」」」」

跡部とやらのまさかのカミングアウト。驚きだ。

「いやいや、待て。なんで本人も驚くんや」

「や…有名だなんて知らなかったし」

「知っときや!」

無理だし!とかは、言わず。

「はーい…」

と言って、一区切りつかせたとこで、跡部とやらが話かけてきた。

「…おい、神崎美春」

「あ、待って」

「あーん?何だよ」

「まずは皆、自己紹介しない?」

下手なこと言われる前に話を遮らないと面倒そうだ…
と思って少し場違いな発言をしてみる。

「…それぐらいなら良いだろう」

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