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あれから、雑談して晩飯食べて寝て…
気づいたら日付変わって朝でした。
あ、立海と青学と六角もう居る…って…

「仁王さんと柳生さん…?」

「なんや、知っとるんか?」

「うん、まぁ…」

ユウジの質問に答えて2人の元に行く。

「仁王さんと柳生さん!」

「ん?美春じゃなか?」

「あ、神崎さん。」

…あれ?ん?口調が逆??

「あぁ、そうじゃ、ネタバラしせんとな。」

「今まで騙していてすみません…。私が本当の柳生比呂士です。」

「そんで、俺が仁王雅治。」

…え…マジ?

「おい、自己紹介は後にしろ。美春を皆に紹介する。」

ぐぇっ…襟を掴むなー!

「注目しろ!今からマネージャー&コーチを紹介する!」

うわぁぁぁ…恥ずかし…

「あれ、1人しか居ないじゃん。」

「コーチってどこだ?」

…あはは…ここです。
こんなんですみません。

「こいつが、コーチ兼マネージャーの神崎美春だ!」

場が一気に静まりかえる。

「…いくら跡部でも冗談キツイで」

「冗談じゃねぇ」

「え、なに。君そんなにテニスできるの?」

「…怪しいね」

あ…なんか、イライラしてきたかも。

「女だろ…?」

…イラッ

「女だし、コーチとか無理だろ。」

…イライラッ

「大体、弱そうだし。」

…イライライラッ

「…跡部にしては選択ミスかなぁ。」

ブチィッッッ
はい、キレました。キレましたよ。

「おい、今、跡部にしては選択ミスかなぁ。とか言った奴表に出ろ。」

「俺だけど文句ある?」

…幸村か…

「大有りだよ。テニスで白黒つけてやるから来い。」

あたりがざわつく。ふん、部長だからそれなりには強いんだろうけど、無駄だよ。
私たちはコートに移動する。

「30分後、ここで試合だよ。逃げないでね。」

「ふふっ…君こそ逃げないでね。」

…誰が逃げるかよ。

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