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「せや、コーチってどんなやつなん?」

あ、嫌な質問来た…

「明日のサプライズだ。今はコーチのことを気にするな。」

跡部ナイス!
だけど…気にするなって無理じゃね?

「…おん…」

「なら、今日は、ユウくんと忍足引いたりの部屋に泊まるー!」

「Aー…」

「なんでだよっ!」

そんなの…

「面白いからだよ!」

当たり前じゃん。

「なんや、忍足引いたりって俺のことかいな。」

…この無駄に色気があるエロボイスは……

「忍足侑士…お前じゃない!」

「照れんでもええで?」

何、こいつ…

「…名字が同じってだけで赤の他人なんやし、出てくんなや」

「「え、」」

なんだ忍足`S。文句あんのかコラァァ!

「「俺ら従兄弟や」」

…すみません。文句大有りですね。

「スミマセンデシタ」

「べつにええっちゅー話や!!」

「許さへんわ」

…忍足侑士…そっちがそう来るなら、私はこう出る!

「あっそ、ならお世話になりました。」

「…は?」

「けーや、蔵石。私、四天宝寺に転校する。」

「ホンマ?」

「うん、ホンm「駄目や駄目や!!」…アーン?お前が許さへんとか言ったから四天宝寺に行くんだけど。」

「跡部の真似かい!許すから、四天宝寺に行かんといてやー…」

「…知らん。」

「え?」

「行くも行かんも気分次第。けーや、ユウ君、部屋に行こ。」

そう言って部屋を出る。
んで、後を着いてきたけーやとユウ君に聞いてみた。

「忍足の様子どうだった?」

「ごっつ悩んどったで!」

「あんな侑士初めて見たわー…」

「よっしゃ、成功!」

けっけっけ…

「相変わらず性格わる…」

「アーン?」

「いえ、なんでもありません…。」

「部屋行くで。」

「はーい」

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