45

うん…まぁ、あのグダグダした話し合いからしばらくたってついに…

「合宿だー!!」

はい、私たち基本ぼんぼんの氷帝組とちょっと遠めの大阪にいる支店組…じゃなく四天組は前日の夜からホテルに泊まるらしい。

「おい、美春」

「なに?」

「コーチのことは黙っとけよ。」

「あいあいさー」

あ、榊先生が前に立った。

「皆、今回の合宿は、私が同行できない。何かあったら、跡部か青学の竜崎先生、神崎に言ってくれ」

「「「「はいっ!」」」」

はぁ…コーチ面倒だなぁ…
風雷月華全部使わなきゃダメかなぁ…

「それでは、行ってよし!」

ビシッ!って良い音がする。跡部と同じでよく響くなぁ…。特訓とかしてるのかな?

「美春?どうしたんだよ。早く乗るぞ!」

あはは…向日は元気だなぁ…。跳び跳ねてる向日に手を引かれバスに乗る。すると…

「美春、一緒に座らへん?」

という声がかかる。わかります。忍足引いたりくんですね。

「ゆーし、何言ってるんだよ!?美春は俺と座るんだっつーの!」

…それは初耳。

「俺と座るんや」

「俺だ!」

「俺や」

「2人とも止めろよ!」

宍戸が止めて説教を始めた。ナイス!
今のうちっと…

「若、一緒に座らない?」

「え…あ、あぁ…いいけど…」

うっしゃ!静かそうな人の隣をキープ。これで寝れる♪若以外は五月蝿そうなんだよねー。樺地くんは跡部の横だから…ね。

「じゃ、おやすみ♪」

「え、あ、おやすみ?」

「うん、疑問系はやめようね。」

寝ちゃダメみたいじゃん。

「あ…おやすみ。」

「うん!」

これでOKだね。やっと寝れ「なんや、美春もう寝るんか…話そうや」ないね…

「忍足引いたりうるさい。」

「ええやんか。バスでの会話も楽しみの一つやで。」

…お前との会話を楽しめと?

「嫌だね。今日の夜にこはちゃんと沢山話すから今のうちに寝とかないとダメだもん。」

「Aー。俺も一緒に話したいC!」

…はっ…いくらジローの頼みでもダメダメ

「ジローはいつも話してるでしょ?また学校で話してあげるから…ね?」

「しょうがないなー…。じゃあ、俺も寝るC」

「おやすみー…」

「おやすみだC」

「あぁ、おやすみな。…ってちゃう!寝んといて!」

!!By


[ 48/53 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -