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再び話し合いに向かった私(と跡部)。
各校から2人ずつ…それで来た面子は、手塚さんとタマゴさん、佐伯さんと坊主くん、幸村さんと帽子さん、蔵石と…

「ユウジぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

「美春やないかぁぁぁ!」

はい、再開した瞬間、熱い抱擁を交わす。

「会いたかったで!!」

「私もやー」

「美春〜」

「ユウくーん」

ハートが飛ぶ勢いでイチャついてみる。いや、実際にハートが飛んだ。意外とすげぇな←

「全く、たる「2人ともええ加減にせな、他の皆が軽く引いとるで?」

おっと…危ない危ない…。2人の空間に入る所やった。知らない人いるし、自己紹介しなきゃ。

「さーせーん。氷帝学園、3年の神崎美春でーす。」

「…六角のお前も自己紹介しとけ。」

「あ、は、はい!六角中1年の葵剣太郎です!」

あら、1つ下か…残念。

「よし、今日は、人数確認に部屋決め、それにイベントの係りを決めるぞ。」

…イベント?

「おい、イベントってなんやねん。」

おぉ!流石ユウくん。思ってることはぴったりだね。

「あーん?1週間も合宿があるんだ。肝試しとかのイベントがあった方が良いだろ?」

「なるほどな…」

「イベントは置いといて、まずは人数確認からだ。青学から報告しろ」

「青学は正レギュラー8人、準レギュラーから4人だ。」

「次、六角」

「六角は、正レギュ8人、補欠3人だよ。」

「立海」

「正レギュラー8人。補欠は連れてこないよ」

「四天」

「多分、正レギュラー8人に補欠2人や」

多分…?

「…多分ってなんだ。」

跡部もそう思ったのか…。まぁ、ちーくんが居るからねぇ…

「正レギュの放浪癖のあるボケと補欠のゴンダクレがどうなるか分からんのや。堪忍な」

「…ちーくんだけじゃない…?」

「美春!あんな奴等を気にするなんて浮気か!?」

いや、確かにユウくんのこと好きだけど…

「付き合ってねぇから、浮気もくそもないし」

「美春ーー!!!」

「うっといわ」

あ…なんか、私こはちゃん化してきたかも。

「…はぁ…氷帝は、正レギュ8人に補欠3人、コーチ&マネが1人だ。」

なら…

「大体、合計で53人ぐらい…?」

「結構多いな。」

「まぁ、問題無いだろ。基本的な費用は氷帝が持つんだからな。」

…これだから常識知らずの金持ち校は…。

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