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忍足にお姫様抱っこされて、皆の和のなかに入れられた後、結局、ツッコミ疲れていた。
「な?だから、ツッコんでたらきりがないって言っただろ。」
…宍戸うぜぇ…
「あー、手が勝手に宍戸の髪の毛を引っ張ってしまうー」
棒読みでそういいながら、髪の毛を引っ張る。これでどうだ!?
「いてっ…。お前なぁ…わざとだろ。」
「エッ!?チガウヨ、手ガ勝手ニヤッタンダヨ。」
「お前なぁ…」
「美春止めとけよ。氷帝にいる、貴重な常識人だぞ。」
ちっ…若まで宍戸の仲間か…それならっ!
「忍足!跡部!向日!ジロー!鳳くん!あんたらはどっちなの!?」
「俺は美春やなぁ…ツッコンでくれんとおもろないわ。」
「忍足…!」
ちゃららーん
忍足が仲間になった
「俺は宍戸だぜっ」
「ごめんね、俺も宍戸さん側かな」
…みそ野郎と鳳くんはあっちか…
「なんだか、わからないけど、俺は美春の方に行くC」
ジロー…!
「そうだな…俺様は…」
…跡部は宍戸側っぽいな…。負けたわ…
「…美春側だな。ツッコミに必死になってる顔が面白い。」
理由がちょっとアレだけど、跡部ナイス…!あ、でもこれじゃあ、人数が同じだ…
「なぁ、樺地、お前もそうだろ?」
「ウス」
樺地が来た…跡部まじナイス!!
「くっ…負けたか…」
ふっふーん♪
あのセリフを言うときが来た!
「宍戸…」
「なんだ?」
「激ダサだな!」
「くそっ…」
はっはっはっ、セリフを奪ってやったぜ
「くっ…今度こそ下剋上だ…!」
若は、また下剋上って言ってるし…。多分、無理なのにね。
「さて、時間も時間だし教室に帰るか。」
跡部のその締めの言葉でこの楽しい…かどうか微妙な空間もお開きになった。
さて…私も帰ろうかな…
「美春は待て。」
ちっ…。なんだよ…
「お前は、今から俺様と一緒に話し合いだ。」
「また?」
めんどくさいなぁ…
「各校から2人ずつ行かなきゃならねぇんだ。我慢しとけ。」
…しょうがないなぁ…
くそくそっ負けちまったぜ!By向日[ 45/53 ][*prev] [next#]
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