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やっぱり、蔵石はボケであの紙を出したみたい。ガチだったら、殺すところだったわ。
蔵石が本当に持ってきた方の紙には、無駄の無い完璧な持ち物になっていた。

「じゃ、これに各自で+αって感じかな?」

幸村さんが持ち物について綺麗にまとめる。なんか、様になってるなぁ…

「あぁ…そんな感じだな。」

「俺もそれで良いと思う。」

「ええんやないか?この無駄の無さ…んー、絶頂!」

「あ、私もこれで良いと思います」

「なら、次は合同練習の組み合わせだね。」

「…どうやって決めましょうか?」

「うむ…」

「5人かぁ…コーチ回るのもあるし、グッチョキパが良いんじゃないか?」

グッチョキパかぁ…。あの、グーとチョキとパーで分かれるやつね…

「面倒やし、一番初めはそれでええか。」

「それじゃ、グッチョキパやるよ。」

「なら、いくよ!グッチョキパーで分かれましょ!」

私→グー
佐伯さん→グー
手塚さん→グー
幸村さん→グー
蔵石→グー

「全員グーですか…」

「気が合うなぁ…」

佐伯さん、笑顔で言わないでください…。こんな、変態や魔王と気が合うとか…

「んじゃ、あいこでしょ!」

私→パー
佐伯さん→グー
手塚さん→パー
幸村さん→チョキ
蔵石→グー

「お、これで良いんじゃないか?」

青春学園かぁ…。知り合い居ないね…。ま、いっか。交流会らしいし。

「うん、そうだね。」

「うーん…せやな」

「異論はない。」

「OKです。」

あ…てか、コーチで回るから私、立海じゃ…?

「じゃあ、初日の午前はこれで決定。初日の午後は当たってない所だから…」

「氷帝と立海、四天と青学でどうや?六角はコーチってことで。」

…うん、また氷帝じゃないね。まぁ、いいんだけど。

「まぁ、全部とあたらなきゃいけないしね。反対意見は出さないよ。」

「そうだな…。」

ま、この中の上位権力者3名がそう言うなら従うしかないか。一応意見は出すけど。

「一回、適当に表作って、後で修正したらどうですか?」

「神崎さん、それ良いね。意見ありがとう。」

幸村さんは、そう言って綺麗に微笑んだ。
魔王な面を見てなかったら惚れるかもな…

「何か?」

…もういいや…。

それから、途中で余計な会話をはさみながらも、予定表が完成した。




こんな感じかな?
ちなみに、7日目は全校合同だったり、時間時間の後、帰宅だったりだから書いてないよ。
あぁ、なんか楽しみだな!

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