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「お待ちしておりました。」

「あ…はい。」

「中で手塚様がお待ちです。お乗りください」

「はぁ…」

と言って乗り込む。
てか、手塚って誰やねん!

「氷帝は跡部じゃないのか…どうも。」

「どうも…」

…あれ?合同合宿参加校の監督かな?
ま、私たちはさっきの挨拶を最後に話し合いを行う場所に運ばれた。
アホ部って金持ちなんだな…。

「…着いたようだな」

手塚さんのそんな呟きにはっとすると、ヘリが着陸していた。そして、ヘリを降りる

「どうぞ。こちらです。」

そんな声に誘導されて、どこかの部屋に向かう。

「この部屋でございます。」

あ、着いた…ってドアでかっ。幅何mだ…

「ありがとうございます。」

あ、そうだ。お礼お礼…

「ありがとうございますっ。」

「いえ…では、私はここで失礼します。」

案内してくれた人が去っていく。

「ふむ…では、入るか。」

「あ、はい」

「油断せずに行こう。」

いや、この状況に油断もくそもあるかよ。

そして、手塚さんに促されるままに入った先には、広い部屋に2人の少年が入っていた。

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