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「で、何か言いたいこと有ったんじゃないの?」
「あぁ…そうだったな…」
はぁ…
「俺を見たとき、外国語で何か言ってたよな?」
「あぁ…perche?」
「そう、それ何語なんだ?」
「イタリア語だよ〜」
「ほぉ…お前は、イタリア語が出来るんだな。」
「まぁ、独学だけど一応…ね。」
「他話せる言語はあるのか?」
「えーっと、英語とドイツ語…フランス語も少し。」
「そんなに話せるのか…」
「まぁ、飛び級して暇だったから」
「…テストが近くなったら、覚悟が必要だな。」
「なんで?」
「…時が来れば分かる。」
うわ…果てしなく悪い予感しかしないんだけど…
そこから、盛り上がるってほどじゃないけど会話が途切れる事はなかった。
「おーい!お嬢ちゃんやないか!」
…この人が来るまでは。
「なんや、日吉も居ったんか。お前も手早いな」
「…忍足さんじゃないんですから…」
うん、あれだ…。
コイツ、騒がしいな「お嬢ちゃん、失礼なこと考えたらあかんで。」
「…若、今声出てた?」
「いや…」
読心術か…!?
今日は、忍足さんに邪魔されました。By若[ 28/53 ][*prev] [next#]
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