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「おい」
後ろを振り向くと跡部と忍足、宍戸、向日、日吉が居たんだけど…なんか不機嫌?忍足は、無表情だし…
「さっきの電話の相手誰なんだよー!」
「さっき言った大阪の友達だけど?」
「なら、その…」
宍戸が何か言おうとして真っ赤になって黙る。髪の毛長いから女に見えてきたんだけど…微妙に可愛い。
「大好きとか言ってた相手とは付き合ってるのか?」
おー、宍戸の代わりに日吉が言ったみたいだね。あれか、宍戸はヘタレか。質問に対しては決まってる
「付き合ってるわけないじゃん」
言っとくが、キミ達と違って年齢=彼氏いない歴だぞ。
と、こんな感じで5人で会話してると、黙ってた忍足が口を開く。そして、言った言葉に驚いた。
「なぁ、けーやってもしかして謙也か?」
何故、知ってる…!?
「…そうだったら?」
そう忍足にいったら、忍足が携帯を取り出してどこかにかけていた。
「あぁ、俺や。侑士や…何の用かって?せやなぁ……―――スローライフスローライフスローライフスローライフスローライフスローライフ」
あ、なんか断末魔が…
「これでええや」
爽やかな笑顔で携帯を閉じる忍足さん。怖いです。
…付き合ってないと聞いて何故か安心してしまったBy日吉[ 16/53 ][*prev] [next#]
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