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あのあと、2人から何故かしつこく関西弁(似非だけど)を使える理由を聞かれ、面倒だったから白状する。
「大阪に友達いるし、大阪の学校かこの学校かで迷ってたから」
「それだけか?」
「うん、それだけ」
「なんや、おもろくないな」
…おもろくないってなんや!
って言おうとしたら…
〜何はともあれ浪速のテニス 勝ったモン勝ち 覚悟しときや
電話がかかってきた。
めっちゃめっちゃエエやんピッ
「何でその曲なんや…」
今、忍足は無視、無視
「あ、もしもし?」
『おう、美春か?』
ディスプレイに書いてあったけど、やっぱりけーやか…
「それ以外誰がおんねん」
『あ、せやな!携帯やから、本人に決まっとるか。』
「で、何?」
『せや、何で四天宝寺に来んかったんや!』
うわ…今それ聞くか…
「だって、宝寺の門ってボケて入らなあかんのやろ?いくら、けーやとか蔵石やぜんざいが居っても嫌やわ。」
『ええやん!スピスタと一緒やで?聖書と一緒やで?天才と一緒なんやで!?』
……
「あー、はいはい。」
いい加減面倒になってきた…。そう思ってたら、電話の向こうから『謙也ー』って蔵石の声が聞こえてきた。
チャンス!
「けーや、蔵石に呼ばれとるみたいやで?」
『ホンマや!白石ー、ちょっと美春と電話で話とってや』
いや、普通は電話きるでしょ。
今日は、久しぶりに電話したでByけーや[ 13/53 ][*prev] [next#]
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