「そんなんじゃイけないよ」


頭上にいる男――基山ヒロト、私の彼氏は笑顔でそう言葉を発した。
人が折角ご奉仕しているというのに。苦しいのがわからないのか。こんなにも必死なのに。


「もっと激しくしてくれないと」


にこり、笑顔の彼を本気で殴ろうかと思ってしまった。
こっちは好きでヒロトの股間に顔を近づけているんじゃないのに。ただテストで一点差で負けただけなのに!
ムカついたから、軽く亀頭に歯を立てたら、はぁんっ、とか可愛らしい声をあげた。もしかしてマゾなのかもしれない。


「ん、もっとして名前!」


ヒロトは私の頭を掴んで腰を振りだした。
うえええ、喉にびくびくしてるちんこが当たって気持ち悪い。
それに耐えていると、ヒロトの拘束が緩くなって、ちんこが抜かれたと思ったら急に顔にかけられた。
油断してた…!今度こそ殴り倒す。


「ヒロトのお尻にバイブ突っ込んで喘がせてあげたい」


オレので真っ白になってエロイとかはぁはぁしてるヒロトには聞こえていないみたいだった。
よし、今度マジで試してみよっと。





続きっぽいもの




120211
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