「ぁ、うっあ、は」
「やらしー声。まだ握っただけだよ」


やばい。名前の細い指がオレのに触れるだけで勃ってしまう。それをわかっていながらも、制服の上からオレのちんこを弄ってくる。


「ぁんっ、やめ、っ」
「でも、こうされると気持ち良いんだよね?」


そう、にっこりされながら、玉まで揉みしだいてくるものだから、声なんて我慢できるはずがない。


「腰、揺れてるよ」
「っんあ、あぅ」
「もうイきそう?」


意地悪だ。もっと、直接触ってほしい。服越しじゃなくて、直に触れてほしい。

もっと…!


「あっあ、あん、は…名前っ」
「蘭丸の、もうビンビンだね」
「ゃ、やあっ、ぁう」


二人して制服のまま、教室で。しかも、名前の机の上でちんこを弄られ続ける。部活動中の生徒もいるし、見回りに来る先生もいるかもしれない。なのにオレは、喘ぐことしかできなくて、下着を先走りでぐちゅぐちゅにして。


「声、もっと出していいよ」
「ひゃあんっ!んっ、は、はぁ」
「もう下着の中、ぐちゃぐちゃだろうね」
「っん、ぁ、あ、あんっ、ゃ、言うな、ぁ」


先っぽをぐりぐりと刺激される。なにこれ、やば。


「あっ、あ、ん、きもちい」
「蘭丸、服着たままイっちゃうの?」
「!…ん、やぁ、やだっ」
「あ、また大きくなった。ホント変態だね」


前で激しくしごかれて、後ろでは名前がこんな姿のオレを眺めてる。そんな状態で興奮するなんて。あ、もう、やばい。


「あっん、あ、あ、は、はあ、はあっ」


名前の手がいやらしく上がってきて、先っぽを重点的に擦られる。そんな、されたら…オレ、服着たままのなのに、出したく、ないのに!


「は、ぁ、んっ!あぁあああッ」


刹那、凄い快楽とともに、オレの精液がぐっしょりと下着を濡らす。


「あーあ、明日もココでみんな勉強するのに、盛大にイっちゃって」


オレが息を整えていると、また、名前の手が伸びてきて、ちんこを掴まれる。おまけに精液を塗りたくるように、全体を揉んでくるから、ぬるぬるで、下から卑猥な音を立てて。


「もう勃っちゃったんだ」
「っは、あ、あっん」
「限界までイってみる?」
「や、やらっ、も、やめっ」


名前に手コキされて、完全にオレのちんこはまた勃起してしまった。未だにパンツを下げることを許してくれなくて、精液まみれのちんこを扱かれる度にぐちゅぐちゅ、と聞こえる音にすら、興奮して。


「はぅ、ひ、あっ、んああっ」


びゅ、びゅるる

またオレの下着を汚していく。あ、やば、制服にもじんわり染みてる。や、いやだ。どうしよ。


「可愛い…蘭丸」


萎えたちんこを名前は離そうとせずに、また、手のひらでくるくると回してくる。も、だめ、なのに。


「も、やぁ…ぱん、つの中っ、気持ち悪い」
「そっかー、じゃあ下着脱ごう?」


するり、とあっさり下着を脱がせてくれて、精液がまとわりついていた感覚が消える。そんな開放感に浸っていると。


「ね、今日はノーパンで電車乗って帰ってみて」
「…え」


思わず言葉が詰まっても、名前は知らないフリでオレの下着をいそいそとカバンに詰め始める。しかも、オレのがまた緩く勃ち上がってきた。最悪だ。


「オレの下着返せよ!」
「ダメだよー。蘭丸の下着、欲しいって子は多いんだから」
「だ、だからって…!」
「蘭丸、んっ」


ちゅ、と軽く唇が触れる。驚いて名前を見ると、照れているようで顔が赤い。照れ隠しなのか、彼女はオレの手を握って、教室を出ようとした。

うわっ、オレまだズボンはいてなくて下半身露出狂なんだが!そ、それに、さっきの名前とのキスでやばい状態なのに。



案の定、階段でぶつかった狩屋に「先輩ってかなりの変態なんですね」とか言われた。違う、これは誤解だ!オレは変態ではないんだ!




(ノーパンのまま、蘭丸が電車の中でイっちゃって)
(ズボンをぐっしょり汚せばもっと可愛いのになあ)





120415
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -