吹雪/緑川/佐久間/風丸







イナジャパの合宿の廊下を歩いていると―――

緑「名前!!」
吹「名前ちゃん!!」

声がしたかと思うと、右にはリュウジ君、左には吹雪君が腕に絡み付いてきた。

緑「ちょっと吹雪邪魔!俺が最初に名前に話しかけたの!!」
吹「順番なんて関係ないよ!緑川君の方が邪魔だよ」
『喧嘩しないで!3人でお話ししよう。ね?』
吹「やだ!!僕は名前と2人で話したいの!!」
緑「俺だって!!名前俺と話そう!!」
吹「抹茶ソフト邪魔!!」
緑「煩い。腹黒王子」

いつの間にかリュウジ君と吹雪君の言い争いになっており、私は蚊帳の外。
小さくため息をついた瞬間、背中に重みを感じた。

『佐久間君重い』
佐「何でわかったんだよ」
『佐久間君の臭いがしたから』
佐「え?どんな臭い??」
『甘い良い臭い』
佐「そうか?名前の方が甘い臭いだけどな」

そう言って、佐久間君は首筋に顔を埋めて臭いを嗅いできた。
佐久間君の長い髪がくすぐったい。
私たちが話していると、リュウジ君と吹雪君がわってきた。

吹「ちょっと佐久間君邪魔しないでよ!!」
緑「俺たちが名前と話すの!!」
佐「ふっ。男の子の嫉妬は醜いぜ」

ピキッ

吹「ただのペンギン馬鹿が」
緑「眼帯とか格好良いと思ってんのかよ」

ピキッ

佐「あ?何だと??もっぺん言ってみろ!!」

今度は佐久間君も加わって揉め出してしまった。

『ちょっとみんな止めてよ』
吹「ちょっと名前ちゃんは黙ってて」
緑「この際決めようじゃないか。誰が名前と付き合うか」
『え、ちょっと待って!!』
佐「心配するな名前。必ず俺が勝つから!!」
『そういう事じゃなくて!!』
風「名前??」
『風丸!!』

私は風丸に駆け寄り、腕に絡み付いた。

風「何やってたんだ??」
『何でもないよ。今風丸の部屋に行こうと思ってたの!!』
風「名前から来るなんて珍しいな。誘ってるのか??」
『馬鹿///』


吹「あの二人付き合ってたんだね....」
佐「やけ食いするか」
緑「だな」







―――――

華月さんから相互記念として頂きました
私のワガママなリクエストに応えて頂いちゃってありがとうございます!!
男の娘たまらん!みんな可愛いよhshs
素敵なお話をありがとうございました




120406
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -