辺見視点






辺「マジかよ...」

今日は部活が休みで俺は咲山と買い物をしていた。
途中でCDショップに居た成神と洞面に会い、4人で歩いていた。
大通りを歩いていると、、佐久間が目の前を歩いていた。

成「佐久間せんぱー...ぃ....??..」

人混みで気づかなかったが、佐久間の隣には凄く可愛い女子がいた。
二人は仲良く腕を組んでいて、おそらく付き合っているだろう。

洞「あの人、佐久間先輩の彼女??」
咲「アイツに彼女なんて聞いたことないぞ」
成「でも、どう見ても彼女っすよ」

確かに佐久間に彼女が居るなんていう話しは聞いたことはない。
しかし、目の前でデレデレと顔が緩みっぱなしの奴は紛れも無く佐久間であり....

辺「あれが佐久間か??」

俺たちと居る時とは全く違く、二人の周りには花畑が見えるんじゃないかってくらいのほほんとした雰囲気漂っている。
しかも周りの目なんか気にせずイチャイチャ....
見てるこっちが恥ずかしい。

洞「別人ですね...」
咲「あぁ...」
成「面白そうだからつけてみませんか??」

俺たちも気になってので、成神の提案にのり、二人をつけた。
二人は喫茶店に入って行き、俺たちはぎりぎり声が聞こえるくらい近くに座った。

『佐久間、佐久間、カップル限定パフェだって!これにしよう』
佐「そうだな」

パフェがくると彼女は目をキラキラさせた。

佐「ほら、名前あーん」
『あー(パクッ)おいしい!!佐久間もあーん』
佐「パクッ)うん。美味いな」

辺「佐久間があーん何て....」
咲「甘甘だな」

そんなことを言っていると―――

佐「名前、クリームついてるぞ」
『え?どこー??』
佐「ここ」

ペロッ

少し立ち上がり、彼女の唇の端についたクリームを手で掬うのかと思いきや、佐久間は直に舐めとった。

『///ありがとう』

成「何か虚しくなって来たっす....」
洞「あそこまでラブラブだとね」
咲「帰るか」
辺「そうだな」

俺たちは二人に見つからないように喫茶店を出た。
次の日の練習で佐久間のテンションが異常に高かったのは言うまでもない。








―――――

華月さまに頂いちゃいました!
かっこいい佐久間くんにきゅんきゅんです
素敵なお話、ありがとうございました!!


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