お医者さんの鬼道さん(24)が中学生の女の子を診察してあげる話








「今日はどうしたんだ?」
「頭痛がするんです」


親と先生が知り合いで病気になったらいつもここに通ってた。鬼道さんは凄く優しくて賢くて、私にたくさんのことを教えてくれるから大好き。そんな鬼道さんのところに、しんどくなったから行くと、彼は口元に微笑を浮かべて招いてくれた。やっぱり鬼道さんかっこいいなあ。


「ひぁっ…つめた…」
「冷たいかもしれないが我慢してくれ」


急に心臓の位置辺りに冷たい何かを感じて、鬼道さんの手元を見てみると、聴診器で鼓動を聞いているところだった。


「すまない、服を捲ってもらえないか」
「あ、はい」


言われたとおりに服を胸のあたりまで上げて、そのまま上の方でずれないように押さえておく。でもこの格好、肌寒いし何より恥ずかしい。診察とはいえ、鬼道さんに下着を見られるのはなんかちょっと、妙な気分になってしまう。


「…んっ…」
「どうかしたか?」
「い、いや…別に、なんでもないです!」


鬼道さんが聴診器を変に胸の上で転がす。これも診察に大切なことなのかなと思って、何も言わないでおいたけど、やっぱり変だ。妙な声を出してしまって顔に血が集まるのが自分でもわかってしまう。


「…き、どぅさん…っ」


今度はふに、と直接、乳首を聴診器で押してきた。じ、っと鬼道さんの様子を覗ってみたけど、見えるのは緑の眼鏡だけで。鬼道さんが今どんな表情で、どんな気持ちで診察してくれているのかがわからない。


「名前、鼓動が聞き取りにくいから、下着も取ってくれ」
「や、そんな…!」
「これは診察だぞ」


そんなことを言われては、従うことしかできない。私は渋々下着まで脱いだけど、恥ずかしくて必死に手で隠した。
でもそれも無駄な抵抗で。鬼道さんに手を退かされ、直接押し当ててくる。何故か乳首をころころと転がされて、変な声が出そうになるのを下唇を噛んで我慢した。


「…名前…」
「ん、はい?」
「ココ、硬くなってきてるぞ」


聴診器を当てられている乳首とは反対の乳首に、鬼道さんの指が触れる。その瞬間、ぴりっ、と体中に電気が流れたみたいな衝撃が走った。


「ッん、ぅ」
「変だな…ただの診察で、こんなに硬くなってしまうなんて」


鬼道さんの親指が、何度も私の乳首を撫でる。


「んっ、ん、や、やだ…っ」


体を捩って鬼道さんの手から逃れようとする。それでも止めてくれない。


「重大な病気かもしれないから、しばらく診させてくれ」


何故か耳元で低く囁かれて、また体中に電気が走ったみたいな感覚が襲ってきた。なんか、鬼道さんに触られるたびに、身体が熱くなる。


「名前、こうされるとどんな気分になる?」
「ふ、ぁっ」


鬼道さんの人差し指が乳首を押し潰しながら、くるくる、と円を描くように擦ってくる。


「んは…さっきから、なんか、熱い…」
「何処が、熱いんだ?」


どこが一番熱い。よくわからないけど、なぜか下半身が妙に熱い。こんなこと今までないから、どうすればいいのかわからず、俯いた。


「そこが熱いのか」
「…えっ、鬼道さん!」


鬼道さんがズボンに手を掛けるのを全力で阻止しようとした、でも、鬼道さんの力はびっくりするくらい強くて、結局脱がされてしまった。


「ちゃんと診ないとわからないだろう。それに診察なのだから、恥ずかしがる事も無い」
「…鬼道さん」


下着をまじまじと見られて、赤くなった顔が元に戻らない。


「これはまずいな」
「ひやぁっ?!」


下着の上からつー、っとあそこを触られて、思わず変な声が出た。やっぱり私はおかしいのかもしれない。急に何かの病気にかかっているのかと不安になってきた。


「ぁこれって、んっ、治るんですか?」
「大丈夫だ。薬を処方する」

その言葉にホッとして、お礼を言って鬼道さんの手を今度こそ退かそうとしたけど、ひょいと体を抱きかかえられて備え付けのベッドに降ろされる。


「…え?」
「名前…」


鬼道さんは私の下着を脱がし、誰にも見られたことがないようなところを指で擦ってきた。


「やぁっ、きど、さん…そこ、やだっ!」
「治療するには名前のナカにいる病原体を殺さないといけないんだ」
「…ん、んぁ、あ」
「それに……もうぬれぬれじゃないか」


指が動くたびに下の方から音が聞こえてくる。治療なのに、変な声が自分の口から漏れてしまう。それに、さっきからお尻に何か硬いものが当たっている。


「可愛い…名前、…そろそろだな」
「ん…?ぁああッ!や、やだ、きど、さっ、ん、あっ」


鬼道さんが呟いたと同時に、大きい質量が私の下半身に突き刺さった。痛い、そう思って下を見てみると。


「っく、ぁ…」


鬼道さんのソレが私のナカに入ってる。どうして、わからない。振りかえって、鬼道さんを見てみると眼鏡を外して、薄らと目を開けていつものように口角を上げて微笑んでいた。


「きどーさんっ、お薬は?」
「ふ、そんな不安そうな顔をするな」


余計にそそられる、とよくわからない言葉を口にした鬼道さんは、腰を揺すり始めた。


「は、はぁ、はぁっ…やだ、こわぃ…っ」
「名前オレに掴まっていろ」


だんだんスピードが早くなってきて、頑張って声を我慢してたのに、それが困難になってきた。


「んッ…あ、あぁあぁッ…やだ、やだぁああっ」
「はぁ、はぁっ、…名前ッ!」


刹那、今まで以上に鬼道さんと肌と肌とが密着して、腰を引き寄せられて、よりナカに鬼道さんのが入ってくる。そして、ナカに暖かいものが流れてくるのを感じた。


「はぁ、はぁ、はぁ…ッ」
「ん、名前」
「今のが…お薬?」
「ああ、そうだ」


ちゅ、っと首筋にキスされてなんだかちょっとくすぐったい。


「あの、鬼道さん」
「なんだ?」
「…また、今日みたいに身体熱くなったら助けてくれる?」
「!…ああ、もちろん。オレにだけ頼ればいい」
「うん!ありがとう鬼道さん!」


治療って恥ずかしかったけど、なんだか凄く気持ちよかったし、鬼道さんかっこよかったし…!やっぱり鬼道さんは私の尊敬できる人だ。





――――――

名前ちゃんが大好きな悪いお医者さんの変態鬼道さん





120229
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