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 村一番の色男、見初めた美魚を持ち帰り。
 拝み倒して、蜜の月。離れがたくて閨の中。
 朝陽昇って無残な釣魚、狂った男は涙々の合掌で。
「御酒の御肴、戴きます。」
 
 これは夜語り、悲魚艶話。



 




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