「誕生日おめでとう愛島」
「は…?」
突然家を訪れたカミュにそう言われ、私はぽかんとする。
カミュがお祝いの言葉をくれるなんて、驚きです。
「カミュ、熱でもあるのですか?」
「センパイがコウハイを祝うのは当たり前だろう」
「…ありがとうございます」
なにか裏を感じるも取り敢えずお礼を言う。
笑顔を浮かべるカミュは明らかにいつもとは違い不気味なので、一歩後退りする。
するとカミュがドアをいきなり掴んで力任せに開け放った。
突然のことに私はドアノブから手を離してしまい、その隙をついたカミュが玄関に入ってくる。
「あ、あの、カミュ?」
「ケーキを買ってきた。食べよう」
「あ、ありがとうございます…」
カミュがわざわざケーキを?
絶対にしない行為に首をかしげるも、『誕生日だろう』と言われてしまえば返しようがない。
取り敢えずリビングにカミュを招き、飲み物を用意する。
カミュにはコーヒー、私はミルク。
キッチンで飲み物を用意していると、ふと背後に気配を感じた。
振り向こうとするけどその前にぎゅっと抱き締められて拘束される。
言わずもがな、カミュだ。
「あの、カミュ?本当にどうしたのですか?なんか今日おかしいです」
「セシル」
「!」
突然名前で呼ばれ、驚く。
「…カミュっ」
「セシル、今日は最高の誕生日にしよう
……とでも言うと思ったか!」
「えっ…ひゃぁん!!」
ぎゅうっ。
いきなり股間を掴まれて変な声が出た。
そしてそのままやわやわと揉まれる。
「あっなんでっ!ん、んっ」
「油断したなバカめが!」
「やあっ!アンンッ!!」
「俺が貴様を祝うとでも思ったか?」
「カミュっカミュっやめてくださっ」
「フン」
もみもみやわやわ。
遠慮なく揉まれるそこは次第に反応してきて、それを感じとったカミュが楽しそうに笑い声を上げる。
カミュのいじわる!たしかに何かしら裏があると思ったけど、少しだけお祝いしてくれると信じてたのに。
カミュのばかぁ!
パンッパンッ!グリングリン!!
「あっ、あふっ、ひぃんっ」
「はしたない声にケツマンコぐちゃぐちゃにして厭らしい王子だなお前は!」
「カミュが!カミュが!アァンッヒゥッ」
何故か今ズコパコとカミュに犯されている。
キッチンで。手にはコーヒーとミルクを持たされていて、あまり激しく突き上げられるとカップから中身がこぼれてしまう。
だからカップを置こうとすると駄目だとでも言うようにズン!と一際奥に突き上げられて阻まれた。
「カミュどうして!こぼれてしまいます!」
「こぼれそうなのはこっちの方みたいだが?」
ズン!ビュルビュルゥッ!
最深まで貫かれ、熱いものが中に出されるのを感じる。
そして入りきらなかったものがコポコポと隙間からあふれでてきた。
「やっ…!あふれて」
「はしたない。貴様のゆるい穴はふたをしても無意味らしい」
「ちがっ」
「フン。まあこの柔らかいケツマンコも、悪くない」
「ん!」
カクカクと再び突き上げてくるカミュ。
私はまた硬くなってきたカミュの熱を感じとる。
「カミュ!」
「貴様はただ感じてろ!バカめが!」
「あっ!やっやっ、カミュっ!アァンンッ!!」
ドピュピュッ
私がイくと同時にカミュがまたなかには熱い飛沫を吐き出す。
「はぁっはぁっカミュはっ」
「……なん、だ」
「…早漏ですね」
そう言った後のことは記憶にありません。
セシル誕生日