0125 16:30

>万事屋のドアを開けると珍客が立っていた。
「……とりあえず入れば」大人しく入れてやったのは、あかく色付く鼻先と甘い香りのせい。「ん」押し付けられた包は銀時が好む甘味屋の。仕方ないから出涸らしでないお茶を入れると、両手で湯呑を持つ仕草。冷えた指先を暖めるのはどうせなら、と眺めていると頬に冷たい感触。「あったけぇな」伸ばされた手のひらを思わず掴んでしまったのは許してほしい。そのまま手のひらに擦り寄った。指先がぴくりと震える。
机の上には好物が、目の前にはおいしそうに頬を染める男が。どちらを先に食べるか、迷う余地もなかった。

おやつどきなので。しぐれさんの銀高生活応援してます。





…銀高の方にたくさん読んでいただきたい…。

何度も読み返しては萌え転がっております…銀さんの頬で暖をとる高杉の可愛さも、その手を離すまいと掴んでしまったであろう銀さんも、愛おしさの塊です。このあとのふたりの行為も優しくてあったかいものなんだろうなと思いました…甘味より高杉、な銀さん大好きです幸せ…。
ありがとうございます、おかげさまで銀高生活とても充実して幸福感であふれてます………。
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -