:: 男主/クローム髑髏→骸

君との距離

レオ
微原作沿いのクローム夢と見せかけた骸夢
主人公はエストラーネオファミリーのボスの息子(次男)
骸とは骸がファミリーにやってきた時からの仲良し
狂った父親に殺されそうになったところを骸に助けられ、骸が皆殺しにした後、犬や千種と四人で脱出した
黒曜編では能力がなく非力なので常に骸のそばにいた

3m 日常編
彼女、クロームはいつも部屋の端に一人で静かに座っている。
時折思い出したように何度か部屋を出て行って、帰ってきてはまた同じところに座る。
それか当然というような彼女の行動に俺はどうしていいのか分からない。

ただ一つ言えるのは彼女と目があった時には必ず胸が苦しくなり、彼女に触れてしまった時は顔が熱くなってしまうのだ。

この感情がなんなのか今の俺には分からない。
骸がいれば、何か分かるんだろうか。骸がいてくれれば。

染めすぎて痛んだ黒髪を掻きむしる。
時折自毛の金髪が見えるのが今は一層腹立たしく思える。

「レオ」

「……千種」

「あんまり思い詰めるないように。骸様が心配する」

「ははは、そうだな」

千種の不器用な優しさに言葉を返したものの、あの骸がこんな俺に心配なんてそんな感情を持つはずがないじゃないか。

自重気味に笑って、黒曜ランドの崩れた壁から空を仰ぐ。
視界の端には犬とクロームが映っていた。

ああ、君は彼にはそんな顔も出来るんだね。

部屋の中での君との距離


5m 指輪編
クロームが沢田綱吉の頬にキスをした。
挨拶だ、小さい頃よくやったじゃないか。
そうと分かっているのに、ぎりりと奥歯を噛み締める。

観覧席から

7m 未来編
9m 未来編
11m 未来編
もう届かない
捕らわれた手

骸編
1m 出会い編
50cm 黒曜編
?m→5m 指輪編





2012.02.23 (Thu) 13:35 (0)


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