aphrodisiac


aphrodisiac





君に触れることを
禁じてた


二人を装って
堕ちてきた


純白の誘いに
寄り添って


君の素肌を
熱く溶かす




触れた君の愛は
まるで淫靡で


もう止められない
いいでしょ?




紅い林檎の唇
貪って壊したい


君が私に依存してくれたら


芳しく私を遠く
蜜戯に連れて朽ちる


嗚呼、君は
きっと煽情の媚薬だろう




濡れる躯を
弄んで


君の泣き顔
只愛しくて


手首繋げて
深淵まで


果てる白い熱は
尽きないわ




闇夜に映る
快楽の景色


喘ぐ口元を
塞いであげるよ




胸を焦がす淫らな
禁断の骸には


容易く私の欲情を煽る


絹の光沢には
慰めのキスを


嗚呼、君は
歪な媚薬を胸に塗るの




白濁の粘り
愛液の甘味


混ぜて私達は
“君に溺れたの──”




こんな形でしか
君を潤せない


もっと近くで触れてあげたい


絶頂の飛沫
私に頂戴?


嗚呼、君は
恋情の為の媚薬なのです




虚ろな心
埋めてあげます


私の欲情を其処に穿つわ


苦しい呼吸音
感じる吐息


嗚呼、君が
一条の光となる


嗚呼、君は
快楽の媚薬の愛











―――――

単に生々しくなったようなorz



2010.05.30
09:51




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