1/3 ※台詞の前、夢主の名前はあだ名で表記しています ※会話文のみでお送りします ヒソ「さてさて、このシリーズも三回目に突入だね◇今回はみんなでお絵かきだよ◆」 ゴン「“THE☆チキチキ”……?“お絵かき対決〜!”(ドンドンパフパフ〜)…………ねえヒソカ、チキチキってなに?」 キル「って、ゴンに言わせるのかよ……」 ヒソ「一緒に笛吹いといて、キルアもノリノリじゃないか◇」 キル「ヒソカが渡してきたからだろ!」 ルー「しかし、今の時期にハロウィンもポッ○ーの日もスルーしてこれかよ」 ヒソ「じゃあルーシャはハロウィンでボクにイタズラされたりボクとポッ○ーゲームしたりしたかったんだ?」 ルー「……いや、それはちょっと」 ヒソ「真剣に嫌そうなのが結構傷つくねェ◆」 イル「まあ一応季節感はあるよね。ほら、芸術の秋って言うし」 ヒソ「…………◆」 キル「兄貴が、芸術って……なんか似合わねー」 ヒソ「イルミからはかなり遠い言葉だよねえ◇」 イル「ちょっと、失礼なこと言わないでくれない?それならさっさと始めればいいじゃん。オレ結構絵心あるよ」 ルー「イルミが……絵心……?」 イル「お前に言われるのが一番腹立つんだけど」 ルー「はっ!私も絵には自信あるんだぞ。少なくともお前よりは上手いな」 「…………」「…………」 ゴン「さ、さっそく始めようよ!」 ヒソ「そうだね◇お題だけど、それぞれの似顔絵を描くっていうことで◆」 「はーい!」「うーい」「へーい」「……」 ヒソ「もう、元気いいのゴンだけじゃないか◇イルミに至っては返事すらしないし◆」 ルー「ほっとけほっとけイルミなんか。じゃあまず……ゴン!モデルよろしく」 ゴン「あっうん!わかった!」 ヒソ「じゃあそこの椅子に座って……◇」 ゴン「うう、なんか緊張するなあ」 キル「動くなよーゴン」 ゴン「わあーなんかキルア、それっぽい」 ヒソ「モデルのゴンも疲れるだろうから制限時間は15分だよ◇じゃあスタート◆」 〜15分経過〜 ヒソ「はーい、終了だよ◆」 ゴン「ふー、やっと終わったよ〜!じっとするのって意外と疲れるなあ」 ヒソ「お疲れさま◇みんなできたかい?」 キル「おー!オレばっちり」 ルー「私もまあまあ、かな」 イル「オレも……まあできた」 ゴン「わー!見たい見たい!」 ヒソ「そうだね、じゃあまず……キルアのから見ようか」 キル「おっ!オレか……結構自信作だぜ、どうだ!」 バン! ルー「おお〜!」 イル「わあ、キル上手だね」 ヒソ「カワイイじゃないか◇」 キル「へっへー、だろ?」 ゴン「なんか絵柄がアニメっぽいね」 キル「うっ……いっつも兄貴のゲームとかアニメとか見慣れてたからか……」 ルー「いいじゃんかわいいって!すごくゴンらしいし」 ゴン「オレこんな感じ?」 ヒソ「うん、こんな感じ◇じゃあ次はボクのを見せようか◆」 バン! 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 ヒソ「あれ?キルアの時とリアクションが全然違うけど……変かい?」 ルー「いや、そうじゃなくて……コレ、15分で描いたんだよな?」 ヒソ「そうだよ◆きっちりはかっただろ?」 キル「すげえ、ゴンだ……ゴンがいる……」 イル「写真?」 ヒソ「そんなわけないだろ◇ちゃんと描いたよ◆」 ルー「お前……ホント器用だな」 ヒソ「一応褒められてるんだよね?これは◆」 ゴン「う、うん!みんなスゴすぎてビックリしちゃっただけだよ!」 ヒソ「なら良かった◇特にここの腰の部分なんかさ、かなり気に入っちゃってーーー」 ルー「ハイハイ次私なー。かなりいい感じで描けたと思うぞ!ほら!」 バン! ゴン「…………!?」 キル「あ、……え?」 ヒソ「…………◆」 イル「なにこれ」 ルー「何って……分かるだろ。ゴンだよ」 ゴン「コレ……オレなの?」 ルー「?ゴンだろどう見ても」 キル「……あの、ルー姉、それ人の形を成してない」 ルー「……!?」 イル「何ビックリしてんのさ。誰がどう見ても人じゃないよコレ」 ヒソ「意外と絵は苦手なんだね、ルーシャ◆」 ルー「に、苦手じゃねーって!ほら、ゴンってこんなんじゃん!」 ゴン「オレって……こんななの?(ぶるぶる)」 キル「あ、あー大丈夫!ゴンは人だから!な!?こんな合成獣みたいな顔してないからな!!」 ルー「オイ失礼だぞキルア」 ヒソ「うーん、まあある意味上手いかもね◆よく言えば芸術的……かな?」 イル「全然違うって。ただの子供の落書きだよ」 キル「子供はこんなおぞましい顔描かないって」 イル「じゃあ子供以下だ」 ルー「そこの兄弟マジで黙れ」 ヒソ「えっと…最後行こうか◆イルミ、どうぞ〜◇」 イル「ハイ」 バン! ルー「……!?」 キル「ぶっ……!」 ヒソ「……、……◆」 ゴン「………………」 イル「どう?少なくともルーシャよりは上手いと思うよ」 ゴン「う……っ、……」 ヒソ「くくっ…………◇」 キル「…………ぶはっ!」 ルー「ぶっ!はははははははははは!!なんだそれー!!?あははは、はっ!!」 キル「ちょ、ルー姉止めっ……ぶっはははははは!!」 ゴン「ひっ……お腹っ……痛い……!!」 ヒソ「ククク………ッ!!これは……◇」 イル「ちょっと、何笑ってんの?失礼だと思わないわけ?」 ルー「だってお前ソレ……顔がイルミじゃねーか!!」 イル「え?どこが?」 ルー「ぶふっ…そ、それだよその目…くっ!!」 キル「だ、ダメだゴンと兄貴が混ざって……あはははは!!も、もー無理っあははっははは!!!」 イル「…………(イラッ)」 ヒソ「…………、……◆」 イル「ちょっと、肩震わせて耐えてる方が余計腹立つんだけど」 ヒソ「じ、じゃあ次は……イルミ、モデルよろしく……◇(震え声)」 イル「……………………」 [前] | [次] 戻る |