「もしもし」

「こーいち?」

「うん、そう」

「どしたの。今京都でしょう?」

「そうそう」

「今とか活動の真っ最中じゃないの?」

「えっと……恥ずかしながら二日酔いでダウンです」

「うわっ、最悪じゃん」

「示しつかないよ」

「ほんとにね。でも何で急に電話?」

「あー……っとね」

「ん?」

「風邪引いた生徒と恋愛の話しててさ、中学校の修学旅行の時に公衆電話から彼女に電話してた奴の話してさ……うん」

「意味分からない」

「だからさ、ちょっと恋しくなったっていうか。声聞きたくなったっていうか。あ、寂しい訳じゃないんだよ? 暇、だけど」

「……まだ酔ってる?」

「もう酔ってないよ!」

「晃一にしては珍しいこと言うから」

「あ、迷惑だった?」

「いや、可愛いなあと思いまして」



燃えるゴミ、収拾車、後に小宇宙



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KB最新刊を読んで突発的に書きたくなった。酔っ払った東先生可愛すぎた。

タイトル、3/19

101204
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