「アレルギーの有無は確かめたのか」
「俺はもう帰る」

茸谷(タケタニ/パラセクト♂)
50歳|186cm
一人称/二人称:俺(私)/苗字呼び,君

病院薬剤師のおっさん
若いときは製薬会社に務めていた
結婚経験はあるが、今は独身
付き合いが悪いせいか友人は少ない
普段は仏頂面だが、患者相手だと口調は柔らかい

寒がり、乾燥肌が悩み
よく着膨れているが、中は細身
腰は曲がり気味、背筋は伸ばさない
ここ何年かで老眼が手放せなくなった

ぱっとしない服ばかり着ていたが、最近行くようになった服屋の店員さんのおかげで色のある服が増えた

---------

途人さん(暦尾さま宅)は同じ病院勤務。あくまで勤務上の付き合いしかないが、たまにだが、すごく顔色が悪い彼を見かけるとコーヒーを渡したりするぐらいの気遣いは見せている。
「……その処方箋は俺が送っておきます」

柊慈さん(暦尾さま宅)の勤める服屋の前で派手な服が多いな、なんて眺めていたら話しかけられ、気づけば上手い商売トークでレジに通されていた。はじめこそ女性かと見間違えもしたが声で我に帰る、が、彼の笑顔を見る度に仕事の疲れも癒される気がしている毎日。通勤コースに店があるため、しょっちゅう声をかけてくれる彼に気恥ずかしいながらも最近は手を振ることを覚えた。
「ちょっと派手なんじゃ…、でも君が言うなら。それにしよう」



第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -