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ふと足を止めた
君に呼ばれた気がして
振り向いてみた
澄んだ空の下
独り苦笑い
どんなに言い聞かせても
どこかでキタイしている
君が笑いながら
駆けて来てくれるのを
過ぎ去る 時の足音を
耳に手添え 聞いていた
もう止められないことを
確かめるように
名前呼んだ数だけ 君と逢えるなら
僕らはまた 何度も
出逢えるのになぁ
涙殺した数だけ 君が笑うなら
僕らはまた 一緒に
笑い合えるのになぁ
ふと足を止めた
君と離れたくなくて
振り向いてみた
澄んだ空の下
独り泣き顔
どんなに言い聞かせても
どこかでキセキ信じる
君とまた逢えるのを
また笑い合えるのを
過ぎ去った 時の足跡を
指でそっと なぞってみた
もう戻れないことを
確かめるように
泣き叫んだ数だけ 君が戻るなら
僕らはずっと 一緒に
いられるのになぁ
死のうとした数だけ 君が悲しむから
僕はたった 独りでも
生きなくちゃダメなんだ
過ぎ去った 時の足跡を
指でそっと なぞってみた
もう戻れないことを
確かめるように
もう戻らないことを
確かめるように
名前呼んだ数だけ 君と逢えるなら
僕らはまた 何度も
出逢えるのになぁ
ひとりぼっちの日々を 数えてみたんだ
その数の分 キセキ
起きないのかなぁ
もうきっと君とは 決して会えないと
分かってるから 歩くから
この後からちゃんと 一人で歩くから
「もう少しだけ 君を
想わせていて。」
ちょっと切ない系を、と思って書いた歌詞。
題名はあえて、「何もない、空っぽ」をイメージしてアンダーバーに。