2010/12/17 01:05

小さな小さな帝人君が俺の隣でいま、一生懸命その小さな手でジュースを飲もうとしています。
彼のために買ってきた小さめのマグカップを使おうとはせず、なんと俺のコップで飲もうとしています。なんて可愛いんでしょう。
でも、俺のコップは小さな帝人君には少しサイズが大きいようで、なかなか上手に飲めないみたいです。
彼の可愛(ごほっげほっ)お口の端から……あーあ、ついにジュースがこぼれてしまいました。

「ほら帝人君、お洋服汚しちゃダメっすよー」
「ベタベタいやー」
「ねー?じゃあ拭くっすよー」
「おようふく、やー」
「ちょ、帝人君、脱いじゃダメ!」
「め?」
「そう、めっ!すよ」
「うー」

本当に、いま脱がれたら俺の方がダメになります。大人として男として人間としてダメになります。





「おい、あれ、大丈夫か」
「遊馬崎に子守ってのが間違ってるんだ」
「相手が竜ヶ峰なら尚ダメだろ」
「いいのよ」
「は?」
「何がいいんだよ」
「私が萌えるからいいのよ」(●REC)
「……」
「おい渡草、警察よべ」
「本格的に終わってやがる」

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