※死ネタ








その青い眼が、怖くて、不思議で、大嫌いだった。





私がいくら悪いことをしても、叱るわけでもなく諭すわけでもなく、ただじっと探るように真っ直ぐ私を見据える青。半月眼鏡の奥に潜む読み取れない彼の感情が怖かった。常に笑みを絶やさないその眼が、





怖くて、不思議で、大好きだった。





やさしいあんたが嫌いでした
(だから死んで清々した)
(でも独りぼっちは寂しいだろうから)
(私が直ぐ会いに行ってあげる)





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