※ぬるーいエロ








柔らかなソファーに沈む後頭部。下腹部には心地よい重み。少し見上げれば、熟れたりんごの様にあかい頬があった。





「スネイプせんせ、」





吐息混じりで私を呼びながら、ナマエは自ら指を絡めさせ、そっと私に触れるだけのキスをした。





一体何が起こっているのか。
普段、大人し過ぎる程に大人しいナマエからは想像もできないこの大胆な行為に、ぐらりと頭が煮えたぎる。どうにか理性を保とうとナマエから視線を逸らすが、限られた狭い視界の中に映るのは、何れも此も私の理性を削ぐものばかりで、どうにもならない。柔らかく優しい匂いに酔いしれてゆく。





そして、そのぷっくりとした可愛らしい唇から放たれた次の言葉は、





「先生、して…下さ、い」





そこで私は一匹の雄猫に成り下がる
(据え膳食わぬは男の恥)





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