「おっはよー」





毎朝8時。
ナマエは片目を擦りながら欠伸混じりでそう言うと、僕の隣に座り、パンを二つとカボチャスープをパクリ。何時も通りの朝。





「おなかすいたー…」





毎昼12時すぎ。
後ろの席から聞こえてくる呻き声と腹の虫の音。つられた様に鳴る僕の腹。クククッと聞こえるナマエの押し殺した笑い声。何時も通りの昼。





「おやすみセブルス」





毎夜12時頃。
寝巻き姿のナマエが、いちいち部屋から談話室まで降りてきて微笑んで僕に言う。その微笑みが何故か魅力的で、引き留めたくなるが、眼が余りにもトロリとしているので毎回止める。ナマエが部屋に戻った後は本を読むことすら虚しくなって、僕も眠りにつく。何時も通りの夜。





きっと明日も、何時も通り。







変わらぬ日々に乾杯!
(要するに)
(君がいるお陰で)
(毎日幸せってこと!)










0812>>>
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