「僕は、君が好きだ」 あぁ、とうとう言われてしまった。 リーマスが私を好きだと言うのは、何となく気付いてた(女の勘ってやつ)。その時からこの瞬間が来るのを恐れてた。 私は"友達"としてリーマスがスキ。リーマスは"異性"として私がスキ。それはとても似ているけれど、全く違う感情。 「なまえの気持ちを、聞かせて欲しい」 止めて、そんな真っ直ぐな目で見ないでよ。今から、私は貴方を…大切な、貴方を…。 「…やっぱり、駄目かな。」 「あっ、」 傷付けてしまう。怖い。お願い、貴方のそんな顔、見たくないよ。 次の瞬間、私は― ごめんね、今から嘘つくよ。 (私も、好きよ) (傷付けるのが怖かったのか、傷付くのが怖かったのか、) 0110>>>title:Aコース |