「セブルスなんか大っ嫌い!」

「それはこっちの台詞だ!」





ナマエとスネイプの怒鳴り声がスリザリンの談話室に谺した。しかし、他のスリザリン生は素知らぬ顔。

其もその筈、この2人の怒鳴り合いの光景はスリザリンでは日常茶飯事なのだ。





「だから違うって言ってるじゃん!」

「何がだ!確実にお前だろう!」

「…二人ともいい加減にしないか」





見かねたルシウスが止めに入るが、両者聞く耳持たず…。呆れるルシウスに、ナルシッサがそっと歩みよった。





「まぁ良いじゃない。喧嘩させておけば」

「しかし…」





未だ苦い顔をするルシウスに、ナルシッサは笑いながら言い放った。





「ほら、よく言うでしょ?"喧嘩するほど仲が良い"って」

「「良くないです!!」」





They who are totally different though I'm the same
(ちょっとハモらないでよ!)
(お前こそ!)
(はいはい、仲良しねー)
((だから違いますって!))





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