※教授死ネタ注意 彼が私の前を去ったあの日から、覚悟はしてた。何時か、彼は私を置いて逝ってしまうんだろうって。覚悟してた…筈なのに…。 「セブルス―っ」 溢れるのは涙ばかりで、グシャリと彼からの最後の手紙を握り潰した。受け止めきれない現実が私を支配する。 どうして闇は倒されたのに、彼は帰ってこないの?ハリーは生きてるのに、どうして彼は死んでしまったの?どうして、私は生きてるの…。 「セブルス…、セブルスセブルス」 嗚咽混じりに、狂ったように名前を呼び続けた。 帰ってきて、私を抱き締めて「ただいま」って言って。「おかえり」って言わせてよ。そしたらキスしてあげるから。だからお願い、もう一度…。 「あいしてる」って、微笑って The letter which I didn't wan (文字なんかじゃなくて) (声を聞かせて) 1113>>>title:[Hiver] |