「またやられたの?」 私がクスクス笑うと、セブルスは何とも不機嫌な顔になって小さく舌打ちをした。 「痛そうね」 病的に白い肌に出来た無数の傷をそっと撫でると 「…大したこと無い」 そう言いながらセブルスは傷だらけの手で私の手をそっと退けた。 「やられたらやり返せばいいのに」 「そんな無駄なことはしない」 「セブルスの意地っ張り」 「…煩い」 そう言って彼はソッポを向いた。(意地っ張りなのは自分でも自覚しているらしい) 其にしても、今回は何時もより傷が多い。何故こんなに酷いことを平気でできるのか…。グリフィンドールが聞いて呆れる。セブルスをこんなに傷つけて…、苛々する。 「よしっ!」 そう呟きながら勢い良く立ち上がると、そっぽを向いていたセブルスが怪訝な顔で私の方を見た。 「決めた!セブルスの代わりに私が彼奴らに仕返しする!」 「なっ!お前「大丈夫っ!私に任せて!」」 Who is it that launched a beacon of treason? (打倒ポッター!) (…はぁ) 0926>>>title:[Hiver] |