キリリク頂いた「日野でコスプレ」です。 キャラ崩壊してます、日向書けないorz 突然、ゆりっぺが校長室にいた面々を集め、暇だからゲームしましょうよ!と言い始めた。 ああ、また遊びに付き合わされるのかとか思いつつ、俺も内心は少し楽しんでいた。 ただゲームするだけじゃ楽しくないし、というゆりっぺの提案から、負けた奴はどこから仕入れたかはまったくの謎だが、ナース服を着ることになった。 いやいや何でそうなる、とツッコミたいのは山々なのだが、みんな負けられない、と白熱(?)していた。 しかし。 そこで問題が起きたのだ。 いや、俺からすれば問題ではなかったのかもしれないが。 ――――野田が負けた。 いや、絶対着ねぇだろ野田は、とみんなが思う中、ゆりっぺが着なさい、と命令した。 すると、あの野田が、渋々着替えたのだ。 野田が。 ナース服に。 みんなが笑う中、俺は言葉を失ってた。 だって、恋人のそんな姿見て笑えるわけない、可愛いじゃねぇか。 ダッと校長室のドアを走り抜けて行った野田に、ゆりっぺが今日は終了ー!と声をかける。 俺はすぐに、野田を追い掛けに行った。 それなりに足の速い野田だったが、案外すぐに追い付いた。 どうやら慣れないスカートがスースーして走りにくいらいしい。 ぱしりと手首を掴むと、野田は目を見開いてこちらを振り返った。 「野田」 「ひ、なた」 改めて、まじまじとその姿を見つめる。 普段、というかこの世界ではまず見ない服に、剥き出しの太もも。 足はこうしてみるとやはりすらっとしている。 しかもスカートは少し前屈みになれば見えてしまうかと言うほど短かった。 「見るな…!!」 そうキッとこちらを睨んで、スカートの裾を下げようと引っ張る野田。 「…お前さ、自分の状況わかってるか?」 可愛すぎんぞ、そう指摘すれば、野田は言葉に詰まり逃げ出そうとする。 それを阻止しつつ、野田を俺の寮室が近かったから、そこに連れ込んだ。 「離せ!何をする気だ!」 「離さない、何するかはわかってるだろ?」 俺たちは恋人同士なんだから。 恋人がこんな可愛い格好をしているのに襲わずにはいられないだろ、普通。 据え膳食わぬはなんとやら。 未だにばたばた暴れる野田に噛み付くように口付ける。 「っ!ん、んんーッ」 そのまま舌で口内を動き回れば、俺を押し返そうと胸を押していた野田の手から力が抜ける。 数十秒、長いキスから解放された野田は、息を荒げて一生懸命に酸素を吸っていた。 「は…っ、きさま…、はなせ…っ」 「まだ抵抗する気か?まぁそんな格好じゃどこにも逃げられないけどな」 「…ん、ぁ」 するりと脇腹から胸までを撫で上げると、もう観念したのか野田は暴れるのを止めた。 こういう快感に従順なところも可愛くて大好きだ。 「にしてもすごい格好だな…似合ってるけど」 「み、見るなと言ってるだろう…!」 恥ずかしいんだ、と切れ悪く尻すぼみに消えてゆく声。 こいつはどんだけ俺を煽れば気が済むのか。 あんまり余裕がなくて下半身に手を伸ばす。 「ひ…っあ、ん」 スカートの上から揉むようにして刺激すれば、ぴくりと体が震えた。 内腿を撫でながらスカートの中に手を差し入れる、と、違和感。 「日向…っ、あ、駄目…!」 「もしかして…」 今までにないくらい赤くなって止められたが、軽く無視してただでさえ短いスカートを捲り上げる。 表れたのは、やっぱり、いつものものじゃなく、女物の下着だった。 あまりの刺激的すぎる光景に、ごくりと唾を飲み込む。 「う…、ゆりっぺに、履け、って…ふぁっ!」 「これ…反則だろ…」 脱がしちまうのは勿体なかったから、膝あたりまで下着を下ろし、切なげに頭をもたげる野田のそれを口に含んだ。 「はぁあっ!やぁ…っ!」 びくびくびくと体を戦慄かせ、野田が喘ぐ。 やばい、興奮する。 それは野田も同じらしい、先から喘ぎっぱなしだ。 今日はゆりっぺに感謝しないとな。 ぎゅっと目を閉じたまま、ふるふると首を振って快感をどこかに霧散させようとしてるみたいだが、そうはいかない。 「あぁっは、あぁあぁ!」 じゅるりと音を立ててきつく吸ってやれば、耐えきれないとばかりに達してしまう。 俺は一旦口に溜めた白濁を手に吐き出し、野田にうつ伏せになるよう命令した。 「ん、はぁ…、日向」 「野田、腰上げて」 くるりと体を反転させおとなしくうつ伏せになった野田に言い聞かせる様に耳元で囁く。 野田は枕をぎゅっと抱き締めて腰を上げると、恥ずかしいらしく顔を埋めた。 「こ…れでいい、か?」 「もうちょっと」 「…っ」 そう言えば、素直に従う。 普段はツンツンしているがこういう時は意外と積極的で、従順で淫乱だ。 ご褒美と言わんばかりに、吐き出した白濁で濡れた指を後孔へ一本入れ、中を掻き回した。 「ひあっ、あ、ぅ…ッ!」 枕に顔を押しつけているためか、くぐもった声が妙にエロく感じた。 ぐちゅりと卑猥な音を立て指を抜き差しする。 数分そうやって慣らしてから、指を引き抜いた。 代わりに、俺のモノを押し当てる。 自然と逃げようとする腰を捕まえる。 どっちにしろ膝までしか下げてない下着が邪魔で、うまく動けないようだったが。 がっちりと腰を押さえると、野田が期待からかふるりと背を震わせる。 すごく今さらだが、このアングルすごくないか? スカートも上も着せたままだから、余計にイレギュラーな感じに、理性なんて当の前にどこかへ行ってしまった。 「入れるぞ…?」 「ん…ッふ、あぁあ!」 ぐ、と腰を押し進める。 温かい内壁に包まれる感覚に、一瞬持っていかれそうになったが、なんとか持ち堪えた。 一番奥まで入れ、はぁ、と熱い息を吐く。 野田、と呼ぶと、涙で濡れた瞳がこちらを振り向いた。 「ん、あっ!?」 入れたまま、野田の体を仰向けにし組み敷く。 後ろからだと顔が見えないから、なんだか物足りない。 「こっち向け、」 「日向…」 キスをされ、する、と背中に回ってくる手を感じながら、動き始める。 「んぁ…ぁあ、やっ!」 「野田…っ」 どちらも余裕なんてなくて、ただただ快楽を求め合う。 そろそろやばい、と思い始めた頃、もう何も考えられないのか、ふにゃんと普段じゃ考えられないくらい快感に溺れた顔で見上げられる。 我慢出来なくなってラストスパートをかけようと動きを早くし、抜ける寸前まで引き抜く。 物欲しげに、後孔が収縮する。 「野田…、愛してる…ッ」 「んっ、あぁあっ、俺も…っ!あいして、る…っ」 甘ったるい声に腰の奥が疼く。 耐え切れず、ギリギリまで抜いていたそれを、一気に奥まで叩きつけた。 後始末を終え、シャワーを浴びたあと、二人でぐでーんとベッドに横になる。 ヤり始めたのが昼間だったから、外はまだ暗くなっていない。 「…貴様のせいで疲れた」 じろりと睨まれて、ちょっと待て、と弁解に入る。 「野田、お前も結構乗り気だったじゃねぇか」 「そっ、そんな事はない!っい、」 慌てて起き上がったからか、酷使した腰が痛んだらしく、野田は顔を歪めてベッドに逆戻りした。 「じっとしとけよ、動くと痛いだろ?」 「だから貴様のせいだ!」 ぎっ、と睨んでくる野田をはいはいとあしらって、抱き寄せる。 引き離そうと押されたが、不意をついて耳に噛み付けば、顔を真っ赤にしておとなしくなった。 クセのついた紫の髪を撫でる。 「ん、日向…」 「おやすみ、野田」 眠くなったのかさっきとは打って変わって、すり、と胸に擦り寄られる。 そのほんわかとした空気を纏う野田が小動物みたいで、なんとも可愛い。 すぐに眠りについた野田の額に口付けて、俺も目を瞑った。 甘い愛に酔いしれて その姿も声も 全部全部欲しくなる |