▼11/03/02　ヒロインと主人公






僕の部屋バスタオル一枚で歩く君
綺麗な横顔僕は見つめて
いつもヒロイン気取りな君は
夢見たがりで死にたがりで生きたがりで
遠い約束消えないまま虚ろに笑う

『過去になにかしらあったかも』
多く語らないそれしか言わない
君はヒロインで僕は主人公で
ならば結ばれるはずだから
だけど誰かが口を開けば遠くなる距離
虚しくて

基本僕ら側に居て僕は距離を埋めたくて
僕が望めば望むほど君は遠く離れて
涙と涙、きっとこれは僕の愛の形だから
綺麗な物ではないけれど
僕が全て喰らえばいいだけだから
ねえほら啼いて見せてよ



僕の部屋バスタオルさえ忘れ歩く君
綺麗なライン僕は見つめて
悲劇のヒロイン気取りな君は
夢見たがりで死にたがりで生きたがりで
遠い約束叶わないと虚ろに笑う

『女は変わるものだから』
あまり語らないそれしか言わない
君はヒロインで僕は主人公で
ならば結ばれるはずだから
だけど口を開けば誰もが魔女なんだと言う
悲しくて


僕らにはなにもない愛もない身体だけが
混ざりあって君の中には僕がいてまた遠くなって
性と欲だけが、きっと君を支配しててSEX(コレ)しかない
綺麗な物たくさん並べて
君が僕を望んでくれればいいから
ねえもっと啼いて...

基本気持ち離れてて僕は距離を埋めたくて
僕が近づけば近づくほど君はまた遠くなって
白と透明きっとこれは僕の愛の形だから
綺麗な物ではないけれど
君が全て飲んでくれればいいから
ねえほら啼いて見せてよ