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1.



「おいジェームズ!今年は本命から手作りのクリスマスプレゼントが貰えそうだ」

グリフィンドールの談話室の片隅で、編み物の本を片手にシャンプーが真っ赤な毛糸で編み物をしているのを横目で見ながらシリウスはジェームズに囁いた

「見て見ろよ"S"って編んである。あれ絶対俺のイニシャルだぜ。あの赤、俺の黒髪によく似合うと思わねぇか?」
「よかったなシリウス。でもあんな堂々と編んでるんじゃ、君も知らないふりをするのが大変だなぁ」
「全くだ。」


そう言って彼は微笑んだ





(よし!できたー!
このマフラー、セブルスに似合うかしら!)







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