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3.



「抱いて」
「は!?だってお前この前、付き合ってまだ3ヶ月しかたってないのにそんなことするのは100年早いって言ってたじゃないか!」
「100年も待ってたらシリウスのお粗末なアレがもっとお粗末になってしまうって心配になったの」
「黙れ!よくも俺に向かってそんな口がきけたな!だいたいお前はか「今夜私の部屋に来てね。待ってるから」
「こっ…後悔することになるぞ!」



(ねぇシャンプー、シリウスにどんな嘘ついたの?)
(明日になれば分かるわ、リリー)





ドキドキ

(なんで俺がこんなにドキドキしてるんだ。全部シャンプーが誘ってきたことなんだ。全部、全部)


コンコン

「シャンプー、入るぞ」

(あれ、なんでこんな真っ暗なんだ?やっぱりあれなんだろう。あんなこと言っといてシャンプーも恥ずかしいんだろう。それにしてもなんだこの熊が鳴いたような、地響きのような音は……シャンプーのいびきだ。てか…え?何で寝てるんだ…え?これは寝込みを襲えと言うことなのか?なんて大胆なことを望んでるんだ!でも、お前がそうしてほしいなら…!)




HAHAHA




「おはようパッドフット。おや、どうしたんだその目の痣」
「…ジェームズ、いいから何も聞くな」







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