*あとがき*



レプリカガール完結、どうもありがとうございました。

連載のきっかけは誉の『バダップってオーガの皆に無償の愛を貰ってて羨ましい、そこ替われ』とかいう思いつきでした。

そのままお別れする、読者にとってはBADENDな展開でも、きっとレプリカちゃんは幸せだったと思います。
彼女は強い子ですから。新しい学校での生活を、女の子として楽しく過ごせたと思います。たまにミストレ達のことを思い出したりしても、それは過去の事柄であると割り切ります、それはもうバッサリと。
友達以上、恋人未満ってところでしたしね。

書き手としては、BADEND大好物なんですけどねぇ…。

夏には終わらせたいなと思っておりましたが、ギリ秋って感じですね。残念です。

【幸せに気付いた日】では、分かりにくかったと思いますが、オーガの皆はレプリカちゃんのお誕生会を企画してたんです。
んで、レプリカちゃんが"女の子らしい"お洋服持ってないことを皆知ってたんで、準備してる間に誰か行ってこいよという…。
そこでミストレがね、うまくこう、くじに細工しちゃったんですよ。エスカバはそのおこぼれにあたったというわけです。よかったネ!!

あと、瓶を流して"さよなら"しようというのは、バダップの代用品として生きてきた自分に、です。
これからは自分の意志で生きていくという、過去の"俺"と導への決別の意を込めて。

後日、レプリカちゃんは海に瓶を投げに行きました。
勿論一人で。

きっと彼女はこれから強く生きていくことでしょう。

瓶がその後どうなったのかは、分かりません。
漁船の網に掛かったかもしれないし、どこかの浜辺に流れ着いたか、海底に沈んでしまったのか。
ご想像にお任せします。





2011.09.19  誉

感想とかくれたら嬉しいです。






……番外編かあ、どうしよう…。確かにやってみたい気はしますね、今のところ誰ともくっついてないし……。




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